
【Python】returnを使用して複数の値を返す方法を簡単に解説
公開: 更新:returnとタプルを使用して複数の値を返す方法
Pythonで複数の値を返す最も簡単な方法は、タプルを使用することです。タプルは複数の要素を順序付けてまとめたもので、関数から複数の値を返す際に非常に便利です。
【サンプルコード】
def get_user_info():
name = "山田太郎"
age = 30
address = "東京都"
return name, age, address
user_info = get_user_info()
print(user_info)
【実行結果】
('山田太郎', 30, '東京都')
上記のサンプルコードではget_user_info
関数が name
、age
、address
の3つの変数を返しています。関数内で値をカンマで区切って並べることによって、これらが1つのタプルとしてまとめられ呼び出し元に返されます。
返されたタプルは変数user_info
に代入され、print
関数によって内容が出力されます。個々の要素にアクセスする場合は、user_info[0]
のようにインデックスを指定します。
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returnとリストを使用して複数の値を返す方法
リストを使用して複数の値を返すことも可能です。リストはタプルと似ていますが、異なる点として「要素の変更が可能である点」が挙げられます。
【サンプルコード】
def get_numbers():
numbers = [1, 2, 3, 4, 5]
return numbers
num_list = get_numbers()
print(num_list)
【実行結果】
[1, 2, 3, 4, 5]
サンプルコードでは、get_numbers
関数が数値のリストを返します。関数内でリストを作成し、それを return
で返しています。
リストは要素の追加や削除が容易であるため、関数内で動的に要素数が変わる可能性がある場合に有効です。返されたリストはnum_list
変数に格納され、print
関数によって出力されます。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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