CDNetworksがマルチモデルAIプラットフォーム向けソリューションを提供開始、導入環境で通信レイテンシ70%削減
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CDNetworksは、2026年6月25日(SGT / シンガポール現地時間)、マルチモデルAIプラットフォーム向けソリューションの提供開始を発表しました。
マルチモデルAIプラットフォーム向け新ソリューションが対応する運用課題
企業における生成AIの活用が進む中、用途やコスト、性能に応じて複数のLLM(Large Language Model)を動的に利用するAIゲートウェイやAIエージェント、AIアグリゲーションプラットフォームへの需要が急速に高まっています。
AIゲートウェイやAIエージェント、AIアグリゲーションプラットフォームは、モデルの選択や推論リクエストのルーティングを担う制御レイヤーです。コスト最適化も含め、生成AIアーキテクチャの中核に位置するインフラとして広く認識されるようになりました。
一方で、サービスのグローバル展開に伴い、リージョンをまたいだ通信によるレイテンシの増加や突発的なアクセス集中への対応が求められています。外部公開APIを狙ったサイバー攻撃など新たなセキュリティ課題への対処も急務となってきました。CDNetworksの新ソリューションは、こうした課題に対してグローバルネットワーク基盤とエッジセキュリティを統合する形で応えます。
CDNetworksの新ソリューションを構成する3つの機能領域
新ソリューションの主な特長は次の3領域です。
- グローバルAI推論レスポンスの高速化
- AIアプリケーションおよびAPIの包括的な保護
- 統合管理コンソールによる運用効率の向上
高速化の面では、世界3,000カ所以上のPoPを活用したインテリジェントルーティングにより、最適経路を制御します。
HTTP/2、HTTP/3、WebSocketをサポートすることによって、低遅延な双方向通信を実現しました。クロスリージョン環境におけるAI推論レスポンスの最適化に寄与しています。
セキュリティ面では、エッジで動作するWAAP(Web Application and API Protection)を中核に、DDoS防御・WAF(Web Application Firewall)・Bot対策・API保護を組み合わせた多層防御を実装しました。AIモデルAPIを狙った不正アクセスやAPI悪用に対しても、同様の多層防御が有効です。
運用面では、統合管理コンソールによる一元管理とリアルタイムモニタリング・分析機能を備えました。24時間365日の現地言語によるサポートも提供し、グローバル環境における運用負荷の軽減を支援します。
すでにグローバルAIアグリゲーションプラットフォームでの導入実績があり、グローバル通信レイテンシを70%削減、オリジンサーバー帯域利用を60%削減という成果が報告されています(CDNetworks調べ。特定の導入環境における測定結果であり、効果は利用環境等により、異なる場合があります)。
CDNetworks APAC Head of SalesのAntony Li氏は次のように述べました。「AIアグリゲーションプラットフォームは、企業が複数のAIモデルを柔軟に活用するための重要な基盤となっています。しかし、その価値を最大限に発揮するためには、ビジネスクリティカルな業務に耐えうる、高い可用性とセキュリティを備えたインフラストラクチャが不可欠です。
今回の新ソリューションにより、CDNetworksはAIサービス事業者が世界規模で安定したAI体験を提供できる基盤を整えました。」
マルチモデルAIプラットフォーム向けソリューションの概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | CDNetworks(日本法人:CDNetworks Japan Co., Ltd.) |
| 対象 | マルチモデルAIプラットフォーム、AIゲートウェイ、AIエージェント、AIアグリゲーションプラットフォーム |
| 提供開始日 | 2026年6月25日(SGT / シンガポール現地時間) |
| 主な機能 | グローバルAI推論レスポンス高速化 WAAP・DDoS防御・WAF・Bot対策・API保護 統合管理コンソール・リアルタイムモニタリング |
| 対応プロトコル | HTTP/2、HTTP/3、WebSocket |
| ネットワーク拠点 | 世界3,000カ所以上のPoP(Point of Presence) |
| サポート | 24時間365日の現地言語によるサポート |
| 本社所在地 | シンガポール |
trends編集部の一言
グローバル通信レイテンシを70%削減、オリジンサーバー帯域利用を60%削減という数値は、インフラ領域においてもインパクトの大きさが伝わる成果です。マーケティングの現場でも、AIツールの応答速度が体験品質に直結する場面は増えており、「使えるが遅い」という状態がユーザー離脱につながる課題は業界を問わず共通しています。
マーケティング業界の文脈に置き換えると、複数のAIモデルを用途別に使い分けるマルチモデル構成は、すでに一部の先進的なチームで始まっている動きです。業界全体として、AI活用を本番運用へ移す際にインフラの安定性とセキュリティをエッジレベルで担保する仕組みの重要性が高まっており、こうした要件が標準化されていく傾向が強まっています。
References
- ^ PR TIMES. 「CDNetworks、マルチモデルAIプラットフォーム向け高速化・セキュリティ強化ソリューションを提供開始 | 株式会社シーディーネットワークス・ジャパンのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000107.000016702.html, (参照 26-07-09).




