Futaba Labグループは、以下の企業との間で基本合意書(MoU)を締結しました。
- 株式会社DeFimans(SBIグループ)
- 日鉄ソリューションズ株式会社
- Perplexity AI, Inc.
- SMBC日興証券株式会社
正式名称は、「デジタルアセット領域における次世代執行基盤の共同検証に向けた基本合意書(MoU)」です。海外事業子会社のANDLAW FZCOを契約主体とし、複数市場の価格取得・統合や現物・デリバティブを横断した戦略検証、AIによる取引分析・エージェント構築を通じた共同検討を進めます。
機関投資家および金融機関向けの実用的な執行インフラの構築を目指す取り組みです。
Futaba Labグループが取り組む複数市場横断執行基盤の背景
デジタルアセット市場では、現物やデリバティブ、オンチェーン資産など多様な商品・市場の拡大が進んでいます。一方で、それぞれの市場は流動性や価格形成、接続方式、執行環境が分断されており、複数市場を横断して効率的に取引機会を評価・実行するための基盤整備は、依然として限定的です。
今後はETF、ステーブルコイン、トークン化証券、コモディティ、FXなど、既存金融市場のデジタル化がさらに進展する見込みです。デジタル化の進展により、オンチェーン・オフチェーンを横断した次世代の執行インフラの重要性が高まっています。
Futaba Labグループは、これまで培ってきたクロスチェーン・クロスマーケット領域の技術基盤をもとに、複数市場・複数商品を横断した執行インフラの構築を推進してきました。今回のMoUは、その取り組みを金融やAI、システム開発、市場接続の各領域から強化する位置づけです。
Futaba LabグループのAI活用を含む共同検証内容
本取り組みでは、複数市場を横断した共同検証を進めます。具体的な検証テーマは次の4点です。
- 複数市場にまたがる価格情報の取得・統合
- 現物・デリバティブを横断した戦略検証や公開情報に基づく取引仮説の生成および検証支援
- LLMアグリゲータの使用、Perplexity Computerによる検証基盤の構築
- 機関投資家・金融機関向け執行基盤の技術検証
本取り組みでは、複数市場をまたいで適切な取引先や取引条件を選択しやすくするための技術基盤の検討を進めます。将来的な市場の高度化・多様化に対応可能なインフラ構築を目指す取り組みです。
Futaba Labグループの次世代執行基盤への展望
本取り組みの特徴は、単一市場・単一商品に閉じない形で、戦略設計から実装、検証、市場接続までを一気通貫で共同検証する点にあります。従来、中央取引所やオンチェーン、クロスチェーン、現物、デリバティブなどは、異なる市場構造・技術要件のもとで個別に扱われることが多く、横断的な統合は限定的でした。
Futaba Labグループは、これまでに累計200億円超のオーダー処理実績を有する執行基盤を構築しており、その実運用で培った技術力を強みとしています。
本取り組みでは、この基盤をベースに、中央取引所とオンチェーンを横断し、現物・デリバティブを含む複数商品の価格・流動性・市場特性を統合的に扱う次世代執行基盤の実現を目指します。
Futaba Labグループでは、一部機能について、既に内部検証を実施しており、今後は、本番環境を見据えた技術検証・実装検討を段階的に進めていく予定です。中長期的には、デジタルアセット市場にとどまらず、より広範な金融市場のデジタル化を見据えた横断的な執行基盤の構築を目指します。
Futaba Labグループによる次世代執行基盤の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 取り組み名称 | デジタルアセット領域における次世代執行基盤の共同検証に向けた基本合意書(MoU) |
| 契約主体 | ANDLAW FZCO(Futaba Labグループ海外事業子会社) |
| 連携パートナー | 株式会社DeFimans(SBIグループ) 日鉄ソリューションズ株式会社 Perplexity AI, Inc. SMBC日興証券株式会社 |
| 主な検証テーマ | 価格情報の統合や戦略検証、AI活用、執行基盤の技術検証 |
| Futaba Labグループ代表者 | 代表取締役社長 加藤 豪輝氏 |
| Futaba Lab株式会社所在地 | 東京都港区南青山3丁目1番36号 青山丸竹ビル6F |
trends編集部の一言
複数市場に分断されていた価格情報や取引環境を横断的に扱う執行基盤の構築は、金融業界に閉じない課題です。マーケティングの現場でも、広告媒体やCRM、解析ツールなど複数のプラットフォームにデータが分散し、横断的な意思決定が難しい場面は少なくありません。
LLMアグリゲータやPerplexity Computerを活用した検証基盤の構築という取り組み方にも注目しました。マーケティング業界の文脈に置き換えると、複数のAIモデルを使い分けながら分析や仮説検証を行う動きは、業界全体で広がりつつある流れと重なります。
累計200億円超のオーダー処理実績という裏付けを持った上で新たな基盤構築に取り組む姿勢は、既存の実績を土台に新領域へ展開する事例です。共同検証の具体化は、横断的な執行基盤の実用性を見極める動きとして注目されます。
References
- ^ PR TIMES. 「Futaba Labグループ、SBIグループ DeFimans、日鉄ソリューションズ、Perplexity、SMBC日興証券らとデジタルアセット次世代執行基盤の共同検証に関するMoUを締結」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000180467.html, (参照 26-07-12).
ITやプログラミングに関するコラム
【CSS】notで複数の件を除外する方法
【Git】remote設定を変更する方法
【VBA】コメントアウトを設定する方法
x86とx64の違いを分かりやすく解説
マークダウンで改行する方法
CapsLockキーを解除する方法
GitLabとGitHubの違いを解説
Linuxで環境変数を確認する方法
UbuntuのIPアドレスを確認する方法
パソコンのメモリの目安を用途別に選ぶ方法
ITやプログラミングに関するニュース
VercelがAI GatewayにSeedream 5.0 Proを追加、AI SDKのモデル指定で画像生成と編集が可能に
AWSがAmazon LocationのPlaces APIを強化、住所表記の指定と移動手段別の検索が可能に
VercelがトレースにTree・Waterfallビューを追加、ログ画面で処理の階層と所要時間を確認可能に
Googleがエージェント評価の再考を提唱、難易度を情報量で測るDiscovery Benchを解説
Google CloudがCloud Runサンドボックスを公開プレビューで提供、サービスヘルスは一般提供に
Google Cloud EMEAが英国金融の重要第三者に指定、イングランド銀行・PRA・FCAの直接監督下に
AWS DMS Schema ConversionがSQL Serverのオフライン変換に対応、ソースDBへ接続せずスキーマを変換可能に
EC2 G7インスタンスが米国東部(バージニア北部)で利用可能に、G6比でAI推論性能が最大4.6倍
SageMaker HyperPodが継続プロビジョニングでのAMIベース構成に対応、S3のスクリプト管理なしでSlurmクラスターを作成可能に
AWSがEMR on EKSでSparkトラブルシューティングエージェントに対応、失敗ジョブの原因分析を自然言語で依頼可能に
