GMO-VP、新ファンド「GMO Fintech Fund 8」が約100億円にて中間クローズ
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- 発表元
- GMOインターネットグループ
- 配信日時
- 2026年9月4日 12時00分
- 転載日
- 2026年9月5日
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「AI時代のFintech」をテーマに、三井住友銀行・みずほ銀行等が出資
GMOインターネットグループのベンチャーキャピタルであるGMO VenturePartners株式会社(代表取締役社長:杉山 一康、以下 GMO-VP)は、8号ファンドとなる「GMO Fintech Fund 8投資事業有限責任組合」(略称・以下:GFF8)を組成いたしました。
株式会社三井住友銀行、株式会社みずほ銀行をはじめとする金融機関、事業会社、GMOインターネットグループ各社等から約100億円の出資コミットメントを得て、中間クローズを実施いたしましたので、お知らせいたします。

GMO-VPが20年にわたり培ってきたクロスボーダーFintech投資の実績と、「世界と日本をつなぐブリッジ機能」をご評価いただき、幅広い出資者にご参画いただいております。出資者には、GMO-VPがアーリーステージから支援し、現在は日本を代表する規模へと成長したスタートアップ数社も、GFF8の趣旨に賛同して名を連ねております。GFF8は募集上限を120億円とし、最終クローズに向けて組成を進めております。
GFF8は、AIとFintechが世界の金融を大きく変革していく局面を捉え、その最前線で得た知見・技術・ネットワークを日本の事業と地域経済へ還流させることを目的としております。その還流先として、人口減少や資産の都市部流出に直面する地域金融機関、新たなアセットクラスを求めるリース会社、金融・Fintech分野に関心を持つ事業会社などを想定しております。
【投資テーマ ― AI時代のFintech】
GFF8は前号ファンドのGFF7(GMO Fintech Fund 7 LP)に続き、AIによる再定義が進むFintechを投資の主題といたします。従来のFintechが金融サービスのデジタル化を中心としてきたのに対し、今後は与信や顧客対応をはじめとする金融の中核業務がAIによって担われ、資金の流れそのものが再構築されていくものと考えております。ステーブルコインや預金トークン、AIネイティブな金融機関といった潮流は、一部の先進地域にとどまらず、日本の金融・事業環境にも大きな影響を及ぼしつつあります。
GFF8は、こうしたAI時代のFintechを軸に、シリーズA前後を中心としたシードからグロースステージの企業へ投資いたします。投資対象地域は日本・インド・東南アジア・北米の4地域です。GMO-VPは設立以来、この4地域においてFintech投資を継続し、複数のユニコーン創出を含むクロスボーダー投資の実績を積み重ねてまいりました。各地域で得た知見を相互に還流させながら、4地域の成長機会を横断的に捉えてまいります。
【主な投資先・投資パイプライン】
GFF8では、ステーブルコイン、AIエージェント決済、AIを活用した産業DXなど、AIとFintechの融合により新たな市場や金融インフラの創出を目指す企業への投資をすでに開始しております。また、世界の有力なFintech投資家との連携を通じ、グローバルな投資機会へのアクセスを強化しております。現時点での投資先は以下のとおりです。
■10pct.株式会社(日本)
ソフトウェアとAIを活用したフルマネージド型のホテル運営受託サービスを国内で提供しています。業務効率化やコスト削減にとどまらず、価格設定・販売チャネル・集客・オペレーションを含むホテル運営全体を改善することで施設の売上向上を図り、成果に連動して支援するモデルを構築しています。京都の大型温泉旅館をはじめとする複数の施設において、収益改善の実績を積み重ねています。
■1Money Co.(米国)
ステーブルコインおよび現実資産(RWA)を扱うための垂直統合型フルスタックインフラ企業の先駆け。特許出願中のレイヤー1ブロックチェーン(1Money Network)、ステーブルコインと法定通貨のライセンス取得済みオーケストレーション(1Money.com)、およびホワイトラベル方式のステーブルコイン発行サービス(1Money Issuance)などの事業を展開しています。規制に準拠した運営を行っており、主要なステーブルコイン競合他社よりも多くの米国送金事業者ライセンスを保有しています。1Moneyは、伝統的金融の厳格さと、web3のスピードを両立させています。
■シリコンバレーのFintech特化VCへの出資
Silicon Valley Bankで決済部門を担当した経験者や、決済スタートアップの創業・売却を経験した起業家など、Fintechの事業開発と経営を熟知したプロフェッショナルが運営する創業期Fintech特化型VCへの出資も行っています。
これらは、GFF8が掲げる「AI時代のFintech」を象徴する投資です。金融サービスをデジタル化するだけでなく、通貨・銀行・決済・商取引・産業オペレーションの仕組みそのものをAIとソフトウェアで再構築する企業に投資し、その成長を支援してまいります。
【出資者からご評価いただいた3つの強み】
GFF8には、三井住友銀行・みずほ銀行をはじめとする日本を代表する金融機関にご出資いただきました。出資者の皆様には、GMO-VPの以下の強みを評価いただいております。
1. 20年にわたるFintech投資の実績:2005年の設立以来、Fintech領域に集中的に投資を続けてまいりました。
2. 世界のFintechに対する深い理解:日本・インド・東南アジア・北米の4地域を横断し、各地域の規制・市場・先端プレイヤーを継続的に把握しています。
3. 世界と日本をつなぐ「ブリッジ機能」:海外の先端Fintechをいち早く捉え、日本の市場と事業者が実装できる形に翻訳して導入する力を有しています。
これら3点は出資者がGFF8へ参画する意義に重なります。出資者は、GMO-VPが導入し実装の形へ翻訳した成果へのアクセスが期待できます。
【幅広い出資者との連携 ― 地域金融機関・リース会社・事業会社】
GFF8のブリッジ機能は、出資者の事業・運用への還元が期待されます。出資者としては、地域金融機関、リース会社、金融・Fintech分野に関心をお持ちの事業会社などが考えられます。
・ 地域金融機関:人口減少・資産流出という構造的課題に対し、世界の先端AI-Fintechの地域への導入と、本業へのご活用が想定されます。取引先支援への知見還流、余資運用の多様化、地方創生とキャピタルゲインの両立を図り、「地域から、世界企業」の創出が期待されます。
・ リース会社:レンディング・BNPL・設備/債権ファイナンスなど、デットを軸とする新たなアセットクラスへのアクセスが期待されます。海外Fintechの与信・レンディングの知見を、自社の商品設計やポートフォリオ多様化に取り込む想定です。
・ 事業会社:AI時代のFintechへの戦略的エクスポージャーと、自社事業とのシナジー創出。決済・金融の新規事業やCVC的な学習機会としてのご活用が想定されます。
【エクイティとデットの両面支援】
GFF8の特徴は、エクイティとデットの両面から投資先を支援できる点にあります。GMOペイメントゲートウェイをはじめとするGMOインターネットグループの決済・金融基盤と連携し、株式の希薄化を抑えながら、レンディングやBNPL、B2B決済など資金需要の大きい領域の成長を加速します。
【GMO-VPのこれまでの実績 ― 複数のユニコーンを創出】
GMO-VPは2005年の設立以来、Fintechを中心に国内外のスタートアップへ投資してまいりました。これまでに通算約230社へ投資し、うち21社が国内外の株式市場へ上場しています。これまでのファンドからは、以下をはじめとする複数のユニコーンが創出されています。
・ インド:Razorpay
・ インドネシア:Kredivo、Coda、Xendit
・ 北米:Flex ほか2社
また、GFF7では「10社のユニコーンを創出する」ことを掲げており、その候補としてLayerX、アスエネ、インドTransBnkなどが着実に成長を続けています。GFF8においても、これらの実績とパイプラインを土台に、次のユニコーン創出を目指してまいります。
【GMO-VP ファウンディングパートナー 村松 竜 コメント】
厳しい投資環境のなか、三井住友銀行・みずほ銀行をはじめ多くの投資家の皆様から大切な資金をお預かりできたことに、心より感謝申し上げます。GMO-VPの強みは、20年にわたり培ってきたFintech投資の知見と、世界の最前線を日本に翻訳して持ち込む「ブリッジ機能」にあります。今回は、かつてGMO-VPが出資し大きく成長したスタートアップの皆様にも本ファンドの趣旨にご賛同いただき、出資者として参画いただきました。次の世代の起業家を共に育てる側に回っていただけたことは、私たちにとって何より大きな信任です。
AIとFintechは今後10年で世界の金融を大きく書き換えます。私たちは日本中の金融機関や事業会社の皆様とともに、この世界の変化をそれぞれの地域へ導入しつつ、世界企業を生み出していきたいと思います。
【GMO Fintech Fund 8 の概要】
| 名称 | GMO Fintech Fund 8投資事業有限責任組合(略称:GFF8) |
|---|---|
| 無限責任組合員 | GMO VenturePartners株式会社、村松 竜 |
| コミットメント総額 | 約100億円(中間クローズ時点) |
| 募集上限 | 120億円 |
| 投資対象地域 | 日本、インド、東南アジア、北米 |
| 主な投資領域 | AI時代のFintechを軸とする重点分野 |
| 主な投資 | ステージシリーズA前後を中心に、シードからグロースステージまで |
| 出資者 | 三井住友銀行、みずほ銀行をはじめとする金融機関、事業会社、GMO-VPの投資先から成長した有力スタートアップ数社、GMOインターネットグループ各社 等 |
【GMO VenturePartners株式会社について】
GMO VenturePartners株式会社は、GMOインターネットグループのベンチャーキャピタルとして、2005年の設立以来、Fintech領域を中心に国内外のスタートアップ投資を行ってまいりました。日本・インド・東南アジア・北米を主な投資対象地域とし、GMOインターネットグループの決済・金融・セキュリティ・インフラ領域の知見とネットワークを活用しながら、起業家の成長を支援しています。
【GMO VenturePartners株式会社】 (URL:https://www.gmo-vp.com/)
会社名 GMO VenturePartners株式会社
所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者 代表取締役社長 杉山 一康
事業内容 国内外の上場/未上場の IT 系ベンチャー企業への投資、
事業拡大支援、企業価値向上支援事業 等
資本金 2億2,000万円
【GMOインターネットグループ株式会社】(URL:https://group.gmo)
会社名 GMOインターネットグループ株式会社 (東証プライム 証券コード:9449)
所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者 代表取締役グループ代表 熊谷 正寿
事業内容 持株会社(グループ経営機能)
■インターネットインフラ事業
■インターネットセキュリティ事業
■インターネット広告・メディア事業
■インターネット金融事業
■暗号資産事業
資本金 50億円
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