アマノ株式会社は2026年4月15日、勤怠管理ソフト付タイムレコーダー「TimeP@CK」シリーズの新モデルとして、「TimeP@CK ALEX」の販売を開始しました。
TimeP@CK ALEXが提供するクラウド連携とテレワーク対応
「TimeP@CK」シリーズは2000年の発売以来、20年以上にわたり紙のタイムカードからの転記作業や、給与計算ソフトとのデータ連携を自動化し、勤怠管理の省力化を担ってきました。2020年以降はテレワークや分散勤務への対応、多拠点化やシフト運用の複雑化、内部統制・監査対応の強化といった課題が顕在化しています。
TimeP@CK ALEXは「クラウド」「IoT」「LAN」「スマートフォン連携」に対応し、現行商品の操作性や、運用互換性を維持したまま導入できる設計です。「TimeP@CKⅢ 150WL」のBluetooth機能を除く、過去発売モデルの全機能を継承しており、旧モデルの勤怠ルールや設定を、そのまま引き継いで利用を開始できます。
TimeP@CK ALEXの主な特長
TimeP@CK ALEXでは、タイムレコーダーの基本機能を維持しながら、複数のDX関連機能が追加されています。通信機能はLTE・有線LAN・無線LANに対応し、データ取込手段も、USBケーブルとmicroSDから選択可能で、環境に応じた柔軟な構成が組めます。
- LTE/LAN接続による正確な時刻取得
- クラウドへの打刻データ自動送信
- スマートフォンからのWeb打刻に対応
- 最大99種類のシフト指定(pro版)
- 導入支援・サポート一体型の会員サービス
クラウド機能は、専用会員サービス「タイムパッククラブ」への入会で提供され、1年間のお試し期間が設定されています。買い切り型製品のユーザーにも配慮した、年額定額制の料金体系を採用しており、フリーダイヤルサポートや故障修理を含めた、一体型のサービス体系で提供される点が特徴です。
TimeP@CK ALEXの製品概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 製品名 | TimeP@CK ALEX |
| モデル | std(スタンダード版)/ pro(プロフェッショナル版) |
| 販売開始 | 2026年4月15日 |
| 販売価格 | オープン価格 |
| 販売目標 | 5,000台 |
| 対象企業 | タイムレコーダー利用中の企業 |
| クラウド | タイムパッククラブ(任意) |
trends編集部の一言
今回の製品が注目に値するのは、「既存の運用を維持したままDXを進められる」という、設計思想にあると感じます。業務ツールのリプレイスを検討するたびに、「教育コスト」や「変更に伴う負担」が壁になった経験を持つ担当者は多く、「今のまま進化する」という選択肢は、導入判断のハードルを大きく下げる可能性があります。
特にスマートフォンからのWeb打刻と、タイムレコーダー打刻を併用できる仕組みは、テレワークと出社を組み合わせた勤務形態を採用する企業にとって、検討材料になりそうです。少人数の外勤者のために別システムを導入する必要がないという点も、小規模拠点を複数抱える管理部門が直面する、ツール乱立の課題に対する具体的な解決策として注目できます。
References
- ^ PR TIMES. 「既存運用を変えずDXを可能にする、次世代型タイムレコーダー「TimeP@CK ALEX」新発売 | アマノ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000005329.html, (参照 26-04-16).
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