テキストや画像から動画を生成できる動画生成AI。今や数多くのサービスがリリースされており、自分にとって理想の動画生成AIがどれなのか迷っている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は無料で利用できる動画生成AIを10つ紹介。各サービスの特徴や商用利用の有無、料金プランなど詳しく解説しています。
今回紹介するおすすめの動画生成AIは下記の通りです。
- Virbo
- Stable Video
- Runway
- Haiper
- Viggle
- NoLang
- Pika Labs
- PixVerse
- Luma Dream Machine
すべてのサービスを筆者が試しており、実際に生成した動画も記載しています。動画生成AI選びに迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
動画生成AIの特徴
今回紹介する動画生成AIのプラン内容や料金形態、商用利用の有無を表にまとめました。
サービス名 | プラン名 | プランの特徴 | 商用利用の有無 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|
Virbo | ・無料トライアル ・月額プラン/19.9ドル ・年額プラン/44.4ドル ・年額プラン Pro/199ドル |
月額 |
・無料トライアル:不可 ・有料プラン:可能 |
https://virbo.wondershare.com/ |
Stable Video | ・無料クレジット ・500クレジットプラン/10ドル ・3,000クレジットプラン/50ドル |
クレジット制(買いきり) | 不記載 | https://www.stablevideo.com/login |
Runway | ・無料プラン ・標準プラン/15ドル ・プロプラン/35ドル ・無制限プラン/95ドル |
月額 | 可能 | https://runwayml.com/ |
Haiper | 無料 | - | 可能 | https://haiper.ai/ |
Viggle | 無料 | - | 不記載 | https://viggle.ai/ |
NoLang | 無料 | - | 不可 | https://no-lang.com/ |
Pika Labs | ・ベーシック/無料 ・スタンダード/10ドル ・アンリミテッド/35ドル ・プロ/70ドル |
月額 | 可能 | https://pika.art/ |
PixVerse | ・ベータ/無料 ・標準/5ドル ・無制限/30ドル |
月額 | 不可 | https://app.pixverse.ai/ |
Luma Dream Machine | ・無料 ・標準/約29ドル ・プロ/約99ドル ・プレミア/約499ドル |
月額 | 有料プランのみ可能 | https://lumalabs.ai/dream-machine |
KLING AI | 無料プランのみ | - | 不可 | https://klingai.com/ |
動画生成AIのおすすめ10選
Virbo
任意のアバターを選んでテキストを入力することで、その内容をAIアバターに喋らせることが可能。120種類以上の声と言語に対応しておりAIアバターを通してさまざまな言語で情報発信できます。
V無料アカウントだと商用利用できませんが、有料プランだと商用利用できるのが特徴。 無料プランだと2クレジット(2分)分の動画を生成可能。1分の動画であれば2本、30秒の動画であれば4本生成できます。
Virboで実際に生成した動画は下記の通りです。
Virboの具体的な使い方は下記の記事で詳しく解説しています。
Stable Video
Stable VideoはStability AIが提供しており「Stable Video Diffusion」という技術を活用した動画生成AI。テキストと画像の双方を動画にできるのが特徴で、比較的高品質な動画を生成できます。
はじめにもらえる40クレジットの範囲内であれば無料で利用可能。クレジット数は買いきりで購入できます。
Stable Videoで実際に生成した動画は下記の通りです。
Stable Videoの具体的な使い方は下記の記事で詳しく解説しています。
Runway
RunwayはPCのブラウザだけでなくスマホでも利用できる動画生成AI。動画の生成や編集、画像からの動画作成など多岐にわたる機能を提供しているのが特徴です。
Runwayで実際に生成した動画は下記の通りです。
Runwayの具体的な使い方は下記の記事で詳しく解説しています。
Haiper
HaiperとはAI技術を活用し、テキストベースのプロンプトや画像から高品質な動画を生成できるサービス。テキストベースのプロンプトから動画を生成したり、独自の画像をアップロードしてプロンプトによって動画やアニメーションを作成できるのが特徴です。
また、Haiperは現在ベータ版として公開していることもあり無料で利用可能。コストをかけず手軽に利用できるのが魅力です。
Haiperで実際に生成した動画は下記の通りです。
Haiperの具体的な使い方は下記の記事で詳しく解説しています。
Viggle
Viggleはテキストベースのプロンプトで作ったキャラクターや、アップロードした画像をアニメーション化するAIツールです。
静止画とその動きを示す動画をアップロードすることで、特定の動きをするアニメーション動画を簡単に作成することが可能です。この機能により、自分が想像した通りのアニメーションを実現できます。
Viggleで実際に生成した動画は下記の通りです。
Viggleの具体的な使い方は下記の記事で詳しく解説しています。
NoLang
NoLangはテキストを基に動画を作成できる動画生成AI。PDF形式のプレゼン資料やWebサイトの記事をアップロードすると、その内容を要約して解説する短い動画が生成されます。
Chrome拡張機能としても提供されており、ブラウザの利用中にアクセスしやすいのが魅力。1日に10回のクレジットが付与され、1クレジットあたり1つの動画を生成できます。
また、NoLangで作った動画を公開する際はクレジットの記載が必要です。
NoLangで実際に生成した動画は下記の通りです。
クレジット
本動画は https://no-lang.com によりCC-BY-SAライセンスの下で作成されました。
VOICEVOX:四国めたん
Images:
Digital Transformation. It’s not about technology, stupid!, Public Domain [Source](https://medium.com/@agaw/digital-transformation-its-not-about-technology-stupid-500a8c4ad140)
Finance Free Stock Photo - Public Domain Pictures, Public Domain [Source](https://www.publicdomainpictures.net/en/view-image.php?image=242323&picture=finance)
Digital Transformation Free Stock Photo - Public Domain Pictures, Public Domain [Source](https://www.publicdomainpictures.net/en/view-image.php?image=556296&picture=digital-transformation)
Digital Transformation Free Stock Photo - Public Domain Pictures, Public Domain [Source](https://www.publicdomainpictures.net/en/view-image.php?image=556297&picture=digital-transformation)
Digital Transformation Free Stock Photo - Public Domain Pictures, Public Domain [Source](https://www.publicdomainpictures.net/en/view-image.php?image=556300&picture=digital-transformation)
Digital Transformation keynote | Think Clearly, Public Domain [Source](http://www.thnkclrly.com/keynote/)
Digital Transformation | Think Clearly, Public Domain [Source](http://www.thnkclrly.com/transformation/)
NoLangの具体的な使い方は下記の記事で詳しく解説しています。
Pika Labs
Pika labsはテキストや画像から短い動画を作成できる動画生成AI。作成した動画を再度プロンプトで編集したり、動画の長さを延長したりできるのが特徴です。
Googleアカウントを使ってPika Labsのプラットフォームを使う方法と、Discord内で利用する方法の2種類あります。
Pika Labsで実際に生成した動画は下記の通りです。
Pika Labsの具体的な使い方は下記の記事で詳しく解説しています。
PixVerse
PixVerseはテキストや画像から高品質な動画を作成できる動画生成AI。アニメやCG、3Dなどさまざまなテイストの動画をテキストベースで生成できるのが特徴です。
動画化したい画像をアップロードし、テキストで具体的な指示を加えることで望み通りの動きを実現できるのが魅力。動画の長さは最大4秒までなのでちょっとしたアニメーションの作成に役立ちます。
PixVerseで実際に生成した動画は下記の通りです。
PixVerseの具体的な使い方は下記の記事で詳しく解説しています。
Luma Dream Machine
Luma Dream MachineはLuma AIが提供する高品質な動画生成ツールです。このAIツールはテキストや画像からリアルな動画を作成できることが特徴。シンプルなデザインを採用しており、初めて動画生成AIを利用する人にも使いやすい設計が魅力です。
Dream Machineは無料プランからプレミアプランまで多様な料金プランを提供しており、無料プランでは毎月30回の動画生成が可能です。ユーザーはGoogleアカウントで簡単に登録でき、プロンプト入力画面でテキストや画像を入力することで動画を生成できます。
Luma Dream Machineで実際に生成した動画は下記の通りです。
Luma Dream Machineの具体的な使い方は下記の記事で詳しく解説しています。
KLING AI
KLING AIとは中国のKuaishou(クワイショウ)によって開発された、テキストや画像から高品質な動画や画像を生成するAIモデルです。2024年7月24日より、従来の中国の電話番号が必要な登録方式から、メールアドレスによる登録が可能となりました。
KLING AIの特徴として、テキストから5秒間の動画を作成できる点が挙げられます。動画の比率も自由に設定でき、現在流行している縦型動画も簡単に作成可能です。
動画や画像の生成にはクレジットが必要で、毎日66クレジットが無料で付与されます。KLING AIで実際に生成した動画は下記の通りです。
KLING AIの具体的な使い方は下記の記事で詳しく解説しています。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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