Lighthouse株式会社は、AIエージェント「FUNNEL(ファネル)」シリーズの新機能として、画面録画・撮影動画から業務手順書をAIが自動生成する「FUNNEL MANUAL(ファネル マニュアル)」の提供開始を発表しました。
FUNNEL MANUALが解決を目指す業務手順書の属人化課題
業務の進め方が個人の経験や記憶に依存する「属人化」は、多くの企業が直面する課題です。NEXER/オクトパス共同調査によると、52.8%の企業が「業務の引継ぎが困難」と回答し、47.9%の企業が「手順やプロセスが文書化されていない」と答えています。
さらに、厚生労働省「令和6年度能力開発基本調査」では、「指導する人材の不足」を課題に挙げる企業が59.5%にのぼりました。日常業務に追われるなかで手順書を作成する時間を確保することは難しく、業務ノウハウは暗黙知のまま個人に留まり続ける状況があります。「FUNNEL MANUAL(ファネル マニュアル)」は、こうした手順書作成の手間を取り除き、属人化の解消と組織的なナレッジ蓄積を後押しします。
録画するだけで手順書が完成するFUNNEL MANUALの仕組み
「FUNNEL MANUAL(ファネル マニュアル)」の最大の特徴は、担当者が普段どおりに作業を進めながら画面録画を行うだけで手順書が完成する点です。手順書の生成は、以下の4ステップで完結する仕組みです。
- 画面録画:画面録画を開始し、通常どおりの作業を実施します
- AI操作分析:録画と操作ログからAIが作業の流れと要点を抽出します
- 手順書の自動生成:タイトルや説明テキスト、画面キャプチャ付きの手順書が完成します
- 編集・共有:内容を編集・追記し、チームへ共有してナレッジ化します
AIがPC画面の操作状況を分析し、作業の流れと要点を読み取って手順書を自動で組み立てます。生成された手順書にはステップごとにタイトルや説明テキスト、画面キャプチャが付属し、ステップの追加・削除や内容の編集にも対応しています。
生成した手順書はAI基盤「FUNNEL CORE(ファネル コア)」に蓄積され、社内の誰もが必要なときに横断検索・再利用できる点も特徴です。Notion連携にも対応しており、既存の社内ドキュメント環境に合わせた運用も可能です。
FUNNEL MANUAL(ファネル マニュアル)の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供元 | Lighthouse株式会社 |
| サービス名 | FUNNEL MANUAL(ファネル マニュアル) |
| カテゴリ | AIエージェント / 業務手順書AI自動生成 |
| 主な機能 | 画面録画・撮影動画からの手順書自動生成、FUNNEL COREとの連携検索 |
| 作成工数削減率 | 約70%削減(従来比) |
| 外部連携 | Notion連携対応 |
| 代表取締役 | 針生 亮汰氏 |
| 設立 | 2022年11月1日 |
| 所在地 | 東京都港区海岸1-7-1 WeWork東京ポートシティ竹芝 |
trends編集部の一言
52.8%の企業が引継ぎ困難を抱え、47.9%が、手順やプロセスの未文書化を課題と認識しているという数字は、業種を問わず多くの現場で共通する実態を示しています。マーケティング業界の文脈に置き換えると、担当者交代のたびにツール運用の手順が失われる「引継ぎコスト」は業界横断で語られてきたテーマであり、録画という既存の行動に手順書作成を組み込む発想は、ドキュメント化のハードルを根本から下げる設計として注目されます。
録画だけで手順書が完成し、そのままFUNNEL COREのナレッジ基盤に蓄積されていく仕組みは、「作るのが面倒だから後回し」という状態が続く限り解消されなかった属人化課題に対して、現場の行動変容を最小化する形で切り込む取り組みです。録画起点の手順書化というアプローチは、ナレッジ管理の仕組みを整える上で、今後の同種サービスにおけるひとつの主流になっていくと考えられます。
References
- ^ PR TIMES. 「【属人化解消】 FUNNEL MANUALリリース - 画面録画・撮影動画から業務手順書をAI自動生成 | Lighthouse株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000116387.html, (参照 26-07-10).
