株式会社クリエイティブホープは、顧客紹介クラウド「invy(インビー)」が「デジタル化・AI導入補助金2026」(旧IT導入補助金)の補助対象ITツールとして登録されたことを発表しました。
invyのリファラルマーケティングの仕組み化を補助金で後押し
「invy(インビー)」は、既存顧客を起点とした「友人紹介」をデジタル化・仕組み化するリファラルマーケティングクラウドです。専門知識がなくても、紹介プログラムの企画や運用、効果測定を一元管理できます。
人手不足や顧客対応の属人化といった課題を抱える事業者の業務改善を後押しするサービスとして、次の業種を中心に累計400社以上に導入されてきました。
- フィットネスジム・美容エステ/サロン
- 学習塾・オンラインスクール
- EC・サブスクリプションサービス
- 銀行・証券・不動産・保険
新規顧客の獲得コストが高騰するなか、リファラルマーケティングは「新規集客の手段」から、既存顧客を正当に評価し関係を深める取り組みへと位置づけが変わりつつあります。
従来の顧客管理では、来店・購入頻度や購入単価といった指標が中心で、「その顧客が紹介を通じて、どれだけ自社の成長に貢献したか」という波及効果は見えにくいという課題がありました。こうした背景から、invyは紹介プログラムの運用ツールにとどまらず、顧客との信頼関係をデータ化して活用する「データ基盤」へと進化してきました。
invyが提供する3つの価値
invyは、独自調査や支援実績から得られたインサイトをシステムに落とし込んでおり、主な価値は次の3点です。
- 「ログイン不要」「1クリックで紹介」を実現するシームレスな紹介体験
- 利他性を前面に出したメッセージカード風UIによる営業感のない利他設計
- 「隠れたVIP顧客」の特定を可能にする紹介行動データの蓄積・分析
紹介プロセスの入力負荷を極限まで排除し、紹介者がスムーズに友人へ届けられる導線を構築しています。
また、「誰が・誰に・いつ・どのくらい紹介したか」を蓄積・分析することによって、購入金額や利用頻度だけでは見えない顧客の波及効果を可視化することが可能です。蓄積したデータはCSVで出力でき、既存の顧客管理システムやECカートとのAPI連携機能も提供していますが、連携内容はツールにより個別に定義する必要があります。
補助対象「invy Lite」プランの概要と補助金制度
「デジタル化・AI導入補助金2026」は、中小企業・小規模事業者等が自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する経費の一部を補助する制度です。前身の「IT導入補助金」から名称が変更され、デジタル技術の導入支援が一層強化されました。
補助率は1/2以内(一定の賃金条件を満たす場合は2/3以内)で、補助額は5万円以上150万円未満(1プロセス以上)または150万円以上450万円以下(4プロセス以上)となっています。
今回登録された「invy Lite」プランでは、補助対象合計900,000円のうち通常枠の補助率1/2を活用した場合、お客様の実負担はおよそ450,000円となります。invy本体(ソフトウェア)が600,000円/年、導入設定パックが300,000円の構成です。
導入設定パックには初期設定・テーブル設定や運用マニュアルの整備が含まれており、ツール導入後すぐに紹介プログラムの運用を開始できる体制を整えます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | 顧客紹介クラウド「invy(インビー)」 |
| 提供元 | 株式会社クリエイティブホープ |
| 登録制度 | デジタル化・AI導入補助金2026(旧IT導入補助金) |
| 補助率 | 1/2以内(賃金条件充足時は2/3以内) |
| 補助額 | 5万円以上150万円未満(1プロセス以上)/150万円以上450万円以下(4プロセス以上) |
| invy本体(年額) | 600,000円/年 |
| 導入設定パック | 300,000円 |
| 補助対象合計 | 900,000円 |
| 実負担目安 | およそ450,000円(補助率1/2適用時・採否は審査による) |
| 導入実績 | 累計400社以上 |
| 代表取締役社長兼CEO | 藤井 廣男氏 |
| 設立 | 2002年3月1日 |
| 所在地 | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿 7-22-45 KDX 西新宿ビル 4F |
trends編集部の一言
累計400社以上への導入実績を持つinvyが補助金対象ツールとなり、通常枠の補助率1/2を活用できた場合に実負担の目安が約45万円となる点は、中小企業にとって導入ハードルが大きく下がる動きです。マーケティング業界の文脈に置き換えると、リファラル施策は「効果があるとわかっていても仕組み化に手が回らない」という状況が業界横断で続いており、補助金との組み合わせによるコスト障壁の低下は、同種施策の普及を後押しする構造変化として捉えられます。
「購入頻度や単価では見えない紹介貢献者を可視化する」というCRMスコアリング分析の視点は、マーケティング施策の評価軸として業界全体でも注目される取り組みです。既存顧客の質を紹介行動データで評価するアプローチは、従来のRFM分析では捉えきれなかった顧客価値の可視化という観点から、BtoCを中心にCRM設計の見直しを促す動向と読み取れます。
References
- ^ PR TIMES. 「顧客紹介クラウド「invy(インビー)」が「デジタル化・AI導入補助金2026」(旧IT導入補助金)の補助対象ITツールとして登録。最大1/2補助の対象に | 株式会社クリエイティブホープのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000036739.html, (参照 26-07-08).
