シェルパ・アンド・カンパニー株式会社は2026年4月1日、オリックス株式会社に対して、サステナビリティ情報開示支援クラウド「SmartESG」およびAIによる自動回答案生成サービス「SmartESG Answer Ease」の提供を開始しました。
SmartESGによるオリックスのサステナビリティ経営支援の全体像
オリックス株式会社は、グローバルで多角的に事業を展開する金融サービスグループです。
「世の中がよりよい方向に進むきっかけとなる、"未来をひらくインパクト"をもたらすこと」をパーパスに掲げています。経済や社会、環境の変化がもたらすリスクと機会を捉えながら、サステナビリティを意識した企業経営を目指す方針です。
シェルパ・アンド・カンパニー株式会社は今回、「SmartESG」の「DatabaseとWorkflow」機能を通じて、S&Pグローバル運営の「CSA(Corporate Sustainability Assessment)」や「CDP」への対応に向けたサステナビリティ情報のクラウド一元管理基盤を提供します。社内のデータ収集プロセスの確立とコミュニケーションの円滑化も支援の対象に含まれました。
さらに「Focus」機能を通じて、オリックス株式会社の多角的な事業内容にわたるサステナビリティ情報の関連性を可視化し、優先的に取り組むべき課題特定プロセスの型化を支援します。「SmartESG Answer Ease」を通じては、AIを用いた評価機関対応の高度化も支援します。
SmartESGが持つ4つの機能と認定パートナーとしての強み
「SmartESG」は、企業内に散在するサステナビリティ・ESGデータを一元管理し、戦略的なサステナビリティ経営を支援するデータプラットフォームです。中核を担う4つの機能は以下の通りです。
- Database / Workflow:サイロ化しがちな社内データの収集・管理を可視化
- Focus / Benchmark:AIを活用した先進的な分析を提供
これらの機能により、情報開示の高度化やステークホルダー対応の強化だけではなく、持続可能な経営戦略の策定・実行を加速させます。
シェルパ・アンド・カンパニー株式会社は、APAC初となるS&Pグローバルの認定パートナーであり、「CSA」ポータルとのAPI連携を実現しています。回答案の生成から提出まで「SmartESG」プラットフォーム上で一気通貫した対応が可能です。また、CDPより「CDPシルバー認定ソリューションプロバイダー」の認定も受けています。
SmartESGおよび提供企業情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | サステナビリティ情報開示支援クラウド「SmartESG」およびAIによる自動回答案生成サービス「SmartESG Answer Ease」 |
| 提供開始日 | 2026年4月1日 |
| 導入先 | オリックス株式会社 |
| 主な機能 | Database / Workflow / Focus / Benchmark、AIによる回答案自動生成(Answer Ease) |
| 認定 | APAC初となるS&Pグローバル認定パートナー、CDPシルバー認定ソリューションプロバイダー |
| 会社名 | シェルパ・アンド・カンパニー株式会社 |
| 代表 | 代表取締役CEO 杉本 淳氏 |
| 所在地 | 東京都品川区西五反田3-6-32 TERRACE SITE GOTANDA 1F |
| 設立 | 2019年9月 |
| 資本金 | 100百万円 |
| 事業内容 | SmartESGの開発・提供、ESG Journal Japanの運営、ESG Advisoryの提供 |
| コーポレートサイト | https://cierpa.co.jp/ |
trends編集部の一言
サステナビリティ関連アンケートへの回答業務が「多くの時間と工数」を要するという課題は、ESG担当部門に限らず、広く共感を呼ぶ指摘です。ESG開示支援市場全体では、外部評価機関や取引先からの定期的なアンケート対応の効率化が共通課題となっており、既存データから回答案を自動生成するアプローチは業界横断で注目される動きです。
オリックス株式会社への提供開始は、大規模グローバル企業のESG開示対応における導入事例として注目されます。ESG開示支援市場では、評価機関対応の実績を重視する動きが業界全体で強まっており、S&PグローバルおよびCDPの双方から認定を受けたプラットフォームへの需要はさらに高まるものと考えられます。
References
- ^ PR TIMES. 「オリックスに、サステナビリティ情報開示支援クラウド「SmartESG」と、AIによる回答案生成サービス「Answer Ease」を提供 | シェルパ・アンド・カンパニー株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000151.000100923.html, (参照 26-06-13).
