VISH株式会社は2026年6月8日(月)、児童発達支援・放課後等デイサービス向けクラウドサービス「コノベル」にて、「業務日報機能」をリリースしました。
コノベルが対応する療育現場の業務日報の課題
児童発達支援・放課後等デイサービスといった療育施設では、連絡帳やサービス提供記録、支援記録など、多様な記録を日々作成しています。これらの記録は紙やExcelなど複数の媒体に分散しているため、情報を整理しながら、1日の業務日報をまとめる作業が職員に大きな負担を生じさせています。
こうした現場課題を背景に、「コノベル」では職員がシステム上で作成した連絡帳や支援記録、当日の利用実績・欠席情報などと自動連動し、AIが業務日報を生成する「AI業務日報」機能を新たに追加しました。
コノベル AI業務日報の3つの主な特徴
今回リリースされた業務日報機能の主な特徴は、次の3点です。
- AIが連絡帳・支援記録をもとに当日の日報を自動生成
- 利用実績・欠席情報が業務日報に自動連動し転記作業を削減
- コノベル上でデジタル承認が完結する管理者承認機能
1点目の自動生成では、支援員・児発管の職員が作成した連絡帳や支援記録をもとに、AIがその日の支援内容を一括でまとめます。従来は、職員が個別記録を参照しながら、手作業で作成していた日報をAIが代わりに生成することによって、引継ぎ情報の整理も効率化されました。
2点目の自動連動により、利用実績や欠席情報の転記作業が不要です。3点目の管理者承認機能では、職員が作成した日報を紙への押印なしにデジタル上で承認できるため、承認フローと情報共有がスムーズに進みます。
コノベルのサービス概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | VISH株式会社(愛知県名古屋市) |
| 代表取締役 | 田淵 浩之氏 |
| リリース日 | 2026年6月8日(月) |
| 対象サービス | 児童発達支援・放課後等デイサービス向けクラウドサービス「コノベル」 |
| 新機能 | AI業務日報機能(AI自動生成・利用情報連動・管理者承認) |
| 導入施設数 | 約1200施設以上(2026年6月1日時点・解約・閉園除く) |
| 料金プラン | スマイル(無料)プラン(業務日報機能利用可)/コノべリスト(有料)プラン(AI機能利用可) |
| 公式サイト | https://conobell.com/ |
trends編集部の一言
2026年6月1日時点で約1200施設以上が利用しているという導入実績は、療育業界においてコノベルが一定の支持を得てきたことを示しています。業界全体としては、慢性的な人手不足と記録業務の多さが支援員の負担として、長年課題視されており、AIによる日報自動生成はその構造的課題に直接応える機能と言えるでしょう。
マーケティング領域でも、複数チャネルのデータ集約やレポート整理は工数負担になりやすく、「記録が分散しているから整理に手間がかかる」という課題感は業種を問わず共通します。スマイル(無料)プランでも業務日報機能を利用できるという設計は、導入初期の現場検証を促す入口として、業界内でも導入ハードルを下げる施策の一例として関心を集めそうです。
References
- ^ PR TIMES. 「療育向け保護者連絡アプリ「コノベル」がAIを搭載した業務日報機能をリリース | VISH株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000109.000042253.html, (参照 26-06-09).
