カナミックネットワークが「AI音声入力による支援経過記録作成支援」機能をリリース、ケアマネジャーの記録業務負担を軽減へ
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株式会社カナミックネットワークは、「AI音声入力による支援経過記録作成支援」機能をリリースしました。
カナミッククラウドサービスのAI機能が解決する現場課題と概要
支援経過記録は、ケアマネジャーが利用者の状況や面談内容、各種調整の経緯を時系列で記録し、ケアマネジメントの根拠を残す業務です。現場では事業所に戻った後、面談内容を頭の中で振り返りながら長文を組み立てる必要があり、1件あたりに時間を要する状況が続いていました。
「考えながら書く」作業によって、入力が中断しやすく、記録が一日の終わりにまとまることで残業の要因にもなっていました。文章表現にばらつきが生じやすく、記載漏れや内容の標準化も課題です。
「AI音声入力による支援経過記録作成支援」は、こうした現場課題に応える機能です。ケアマネジャーが発話した内容をもとに、AIが支援経過記録の素案を生成し、最終的な確認・確定はケアマネジャーが行う運用を前提としています。音声データおよび記録情報は適切なセキュリティ管理のもとで処理され、介護現場で求められる個人情報保護やガイドラインに配慮した設計となっています。
「AI音声入力による支援経過記録作成支援」の主な機能と期待される効果
本機能の主な特長は次の4点です。
- 記録作成の負担軽減:口頭で振り返るだけでAIが文体に沿った素案を作成
- 入力時間の短縮:話した内容から短時間で素案が完成し確認・編集して保存できる
- 記載漏れ・記録精度の向上:AIによる整理で表現のばらつきを抑え品質の均一化に寄与
- 柔軟な利用シーン:パソコンでの口述に加えスマートフォンからの入力にも対応
生成された素案はケアマネジャーが自由に編集や追記、修正したうえで支援経過記録として確定できます。既存のカナミッククラウドサービスを利用した運用フローを変えずに導入できる点も特長のひとつです。
期待される効果として、支援経過記録作成業務の大幅な効率化(入力時間の短縮や残業負担の軽減)が挙げられます。記録内容の均一化と品質向上、そして利用者との面談・対話に向き合う時間の確保も、主な効果として示されました。
カナミッククラウドサービスAI機能の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | 株式会社カナミックネットワーク |
| 対象サービス | カナミッククラウドサービスAI機能 |
| 新機能名 | AI音声入力による支援経過記録作成支援 |
| 対象ユーザー | 居宅介護支援事業者・ケアマネジャー |
| 主な機能 | 発話内容のAI整形・支援経過記録素案の自動生成 パソコン・スマートフォンからの音声入力対応 素案の編集や追記、修正および確定 |
| 会社所在地 | 東京都渋谷区恵比寿4-20-3恵比寿ガーデンプレイスタワー31階 |
| 代表者 | 山本拓真氏 |
| 設立 | 2000年10月 |
trends編集部の一言
「考えながら書く」作業が記録業務の負担を押し上げているという課題感は、マーケティングの現場でも共通します。訪問後や打ち合わせ直後に議事録をまとめる際、内容が鮮明なうちに素案が出来上がる仕組みは、業界を問わず工数削減のインパクトを感じさせます。介護DX業界全体としては、記録業務の自動化・省力化を軸にしたAIツールの導入が加速しており、こうした機能は業界横断で見られるAI活用の流れと軌を一にしています。
介護業界では記録の正確性が制度要件にも関わるため、「AIが素案を生成し、確定はケアマネジャーが行う」という役割分担の設計は、現場への導入障壁を下げる上で重要なポイントです。マーケティング業界の文脈に置き換えると、AIの出力範囲を明示することで現場担当者の納得感を得やすくなるという観点は、AI導入全般において重要な要素と言えます。
カナミッククラウドサービスの既存運用フローを変えずに導入できる点も、注目に値します。新しいツールの導入で業務フローが変わることへの抵抗感は、どの業界でも共通の課題です。既存環境への統合を前提とした設計は、現場定着率を左右する要素として業界全体に示唆を含む取り組みです。
References
- ^ PR TIMES. 「カナミックAISaaSの新機能をリリース!“居宅介護支援経過を考えながら入力する負担”を軽減~「AI音声入力による支援経過記録作成支援」機能リリース! | 株式会社カナミックネットワークのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000088.000050437.html, (参照 26-05-30).










