REHATCH株式会社は、マーケティングAI OS「ENSOR(エンソー)」に、AIスキルを自動生成するメタ機能「スキルクリエイター」を追加しました。
ENSORのスキルクリエイターが解決するAI内製化の壁
広告運用のインハウス化を進める企業が増える一方で、自社業務に合ったAIの使い方を構築するうえで、プロンプト設計の専門知識がないと前に進めないという課題が現場に生まれています。スキルクリエイターは、この課題に対して「要望を入力するだけでスキルが生まれる」という仕組みで応えます。
従来、カスタムAIスキルの作成には専門知識を持つメンバーが必要で、作成できる人材が限定されていました。外部ベンダーへの依頼は、要件のすり合わせに時間とコストがかかる点も課題でした。スキルクリエイターの追加により、マーケターや営業担当者が、自身の業務課題をテキストで伝えるだけで専用スキルを作成できるようになりました。
ENSORのスキルクリエイターによる3ステップのスキル生成
スキルクリエイターでは、以下の3ステップで登録まで完了します。まず「競合他社の広告コピーを5パターン分析してほしい」のように、作りたいスキルの概要を1言でENSORに入力します。
次に、AIが、プロンプト構成や入力定義、出力フォーマットを自動設計し、ENSOR登録形式で出力しました。最後に出力されたスキルをENSORに登録すれば、即時利用を開始できます。
インハウスでAIを活用しているものの、標準スキルだけでは自社の業務フローをカバーしきれていないチームにとっても、有効な選択肢です。AI活用の属人化を防ぎながら、チーム全体でのAI内製化を加速できる点が特徴です。
ENSORの主な機能と特徴
ENSORは、「勝ちバナーを量産するAI──学び続けるマーケティングOS」をコンセプトとしたマーケター向けAIクリエイティブ生成プラットフォームです。クリエイティブの施策立案から連携・生成までを従来の1/5の時間で実行し、広告やGAなどに散在するデータを統合してリアルタイムで分析・施策提案を行います。
主な機能は以下の通りです。
- AI編集:背景差し替えや横展開を含む高品質なデザイン生成。3分での修正・10分での入稿完了を実現
- ラフ作成:ブランド理解済みAIとの対話で最適な訴求軸とコピーを生成
- 動画生成:静止画バナーを簡単操作で動画化し、背景の動きや人物モーションなど多彩な表現が可能
- LP生成:チャット形式でAIと会話し、ランディングページのイメージと実装用コードを取得
- テンプレート:100種類以上のテンプレートから業種・用途に合わせたクリエイティブ制作が可能
このほか、データ連携やブランドトンマナ、ブランドチェックなどの機能も備えています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | REHATCH株式会社 |
| 所在地 | 東京都千代田区東神田2-10-9 THE PORTAL AKIHABARA 8F |
| 代表者 | 代表取締役 迫田 亮太氏 |
| 設立 | 2019年8月 |
| 対象サービス | マーケティングAI OS「ENSOR(エンソー)」 |
| 追加機能 | スキルクリエイター(メタ機能) |
| 主な特徴 | 1言の要望入力でカスタムAIスキルを自動生成・即時登録 |
| サービスサイト | https://www.ensor-ai.com/ |
trends編集部の一言
「AIを導入したのに、使いこなせるのは一部のメンバーだけ」という状況は、マーケティングの現場でも繰り返し指摘されてきた課題です。スキルクリエイターが解こうとしているのは、まさにその「AI活用の属人化」という問題であり、業界を問わず共通の課題として注目されます。
マーケティング業界全体としては、自社の業務フローに合ったAIの使い方を整備しようとすると、プロンプト設計の知識を持つ人材への依存が生じやすいという傾向が広がっています。要望を1言入力するだけでスキルが生成される仕組みは、そのボトルネックを解消するアプローチとして、業界内でも関心を集めそうです。
プロンプトエンジニアリングの知識をAIに委任し、業務担当者が直接スキルを内製できる設計は、AI活用の裾野を広げる観点から注目されています。チーム全体でのAI内製化を加速するこうしたアプローチは、マーケティング業界の文脈に置き換えると、専門人材に依存せず業務担当者が主体的にAIを整備できる体制づくりの流れと捉えられます。
References
- ^ PR TIMES. 「マーケティングAI OS「ENSOR」、スキルクリエイター機能を追加──1言の要望入力でAIスキルを即時自動生成 | REHATCH株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000150.000060706.html, (参照 26-05-21).
