REHATCH株式会社は2026年4月17日、マーケティングAI OS「ENSOR(エンソー)」に、新機能「勝ちクリエイティブ分析・再現」を追加したことを発表しました。
ENSOR新機能「勝ちクリエイティブ分析・再現」の仕組み
広告運用のインハウス化が進む一方で、効果の出ているバナーが生まれても「なぜ効いているのか」を言語化できず、横展開が感覚頼りになるという課題を抱えるチームが増えています。分析から構成案作成、画像生成までの各工程が分断されていることによって、勝ちCRが出ても次の制作につなげるまでに、工数と時間がかかりやすい状況でした。
本機能では、効果の高い広告クリエイティブ画像をENSORにアップロードすると、AIが「ビジュアル」「メッセージ」「心理トリガー」の3観点から、効いている要素を分析・言語化します。勝ちパターンを踏襲した5パターンの新規構成案が自動作成され、選択したパターンの画像生成まで、一気通貫で実行できる仕組みです。
分析の3観点と想定される活用シーン
ENSORが分析する観点は、「ビジュアル要素」「メッセージ要素」「心理的トリガー」の3つで構成されています。ビジュアル要素では配色やコントラスト、レイアウト構成、フォント印象、視線誘導の流れを解析し、メッセージ要素ではキャッチコピーの訴求軸やCTAの文言と配置を評価する設計です。
- 希少性や権威性など心理トリガーの分析
- 勝ちパターンの言語化による横展開の再現
- 4ステップで分析から画像生成まで完結
- インハウスチームのABテスト量産を加速
想定される活用シーンとしては、すでに広告運用をインハウス化しているチームが、勝ちパターンを言語化して素材を内製で量産するケースが挙げられています。また、インハウス化を進めたい企業が外部代理店に依存していたクリエイティブ分析フローを、ENSOR単体で完結させるケースも想定されています。
ENSORの主な機能と概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供元 | REHATCH株式会社 |
| サービス名 | ENSOR(エンソー) |
| コンセプト | 勝ちバナーを量産するAI |
| 制作時間 | 従来の1/5で実行 |
| AI編集 | 3分で修正・10分で入稿完了 |
| 動画生成 | 静止画バナーを動画化 |
| LP生成 | チャット形式でコード取得 |
| テンプレート | 100種類以上から選択可能 |
trends編集部の一言
広告クリエイティブの横展開において「なぜ効いているのか」を言語化する工程は、施策を回す中で毎回つまずきやすいポイントです。勝ちバナーが出たとき、感覚的に「これが良い」とわかっていても、配色やコピーの訴求軸を構造的に分解して次の制作ブリーフに落とし込む作業は属人的になりやすく、チーム内で再現性を持たせるのが難しいと感じる担当者は少なくありません。
分析から構成案、画像生成までを一気通貫で処理できる設計は、ABテストの回転数を上げたいマーケティング担当者にとって検討材料になりそうです。特にインハウス運用で外部代理店への依頼コストを抑えながらクリエイティブの質を維持したいチームには、分析工程の属人化を解消する手段として注目されるのではないでしょうか。
References
- ^ PR TIMES. 「マーケティングAI OS「ENSOR」、勝ちクリエイティブ分析・再現機能を追加──効果の高い広告バナーをアップロードするだけで勝ちパターンを分析し新規クリエイティブを一気通貫生成 | REHATCH株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000160.000060706.html, (参照 26-04-20).
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