AI inside 株式会社は、AI統合基盤「Leapnet」の正式提供を開始しました。
「Leapnet」正式提供の背景と狙い
AIの活用が進展する中、モデルの学習よりも推論処理が大規模に実行される時代へと移行しています。多くの企業では、AIの導入が業務単位・ツール単位に留まり、AI実行環境や連携構造が分断されたままです。
この課題を解くには、AIモデルや推論専用ハードウェア、プラットフォーム、業務アプリケーションを一体で提供できる構造が必要です。AI inside 株式会社はこれら4層すべてを自社で開発・提供し、「Leapnet」を通じてAI実行・接続・拡張を前提とした環境を提供します。今後は国内パートナーとの接続を拡大しながら、日本のAIインフラの自律的な構築を推進していく方針です。
「Leapnet」の4つの特長
「Leapnet」の主な特長は以下の4点です。
- マルチモーダルLLM「PolySphere-4」による多様な知的処理
- PDF・CSV・画像・音声・動画に対応したマルチモーダルRAG
- 自然言語指示のみで実現するノーコードAIエージェント構築
- 構築完了と同時に起動するAIエージェント推論基盤
AIエージェントの構築には、AI inside 株式会社が独自開発した大規模言語モデル(LLM)「PolySphere-4」が活用されており、生成・要約・分類・抽出など多様な知的処理が可能です。モデル学習や事前チューニングは不要で、利用料は2円/1,000トークンのトークン課金制で、AIが処理した量に応じた従量課金が発生します。構築したAIエージェントはAPIとして自社の業務フローやアプリケーションに即座に組み込めるほか、外部に提供して新たな収益源とすることも可能です。
今後のロードマップと「Leapnet」概要
今後のロードマップとして、業種ごとの業務課題に対応する「業種特化AIエージェントサービス」の提供が予定されています。第一弾として製造業向けに2026年5月に提供を開始する計画で、サンプルRAGデータやエージェント構築用プロンプト、検証用アプリケーションがセットで含まれます。ユーザは自社データに置き換えるだけでAIエージェントを立ち上げられる設計です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | AI inside 株式会社 |
| サービス名 | Leapnet |
| カテゴリ | AIプラットフォーム |
| 主なモデル | PolySphere-4 |
| 利用料 | 2円/1,000トークン(従量課金制) |
| 主な機能 | マルチモーダルLLM・マルチモーダルRAG・AIエージェント構築・推論基盤 |
| 対応データ形式 | PDF・CSV・画像・音声・動画 |
| 導入実績 | 政府機関や地方公共団体、民間企業など7万ユーザ超 |
| コーポレートサイト | https://inside.ai |
| 製品サイト | https://leapnet.com/ |
trends編集部の一言
7万ユーザ超という導入実績を持つAI inside 株式会社が、AIモデルからハードウェア、プラットフォーム、業務アプリケーションまで4層を自社開発・提供する体制で統合基盤を打ち出した点は、注目に値する動きです。自分自身もAIツールの導入支援に関わる中で、実行環境の整備や他ツールとの接続設定に想定外の工数がかかる場面を何度も経験しており、「構築完了と同時に推論実行環境が自動で立ち上がる」という設計には、実務上の手間を減らす具体的な価値を感じました。
2円/1,000トークンというトークン課金制は、処理量に応じたコスト管理を可能にします。製造業向けの業種特化AIエージェントを2026年5月に提供開始するロードマップと組み合わせると、業務活用の選択肢として検討する材料になるのではないでしょうか。
References
- ^ PR TIMES. 「AI inside、AI統合基盤「Leapnet」の正式提供を開始 | AI inside 株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000219.000024457.html, (参照 26-05-15).
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