合同会社JOYNICSは2026年5月14日、広報担当者を置けない、または1人で兼任している組織(以下「ひとり広報」)のための配信統合ハブ「Dayliv(デイリブ)」を正式リリースしました。
Daylivが解決を目指す「ひとり広報」の配信業務滞留という課題
国内では少人数で業務を回す体制へのシフトが進み、広報・マーケティング部門でも専任担当者を置かずに経営者や営業、編集者が兼務する体制が一般化しつつあります。生成AIの普及により文章や画像、動画を「作る」工程は大幅に効率化されました。
その一方で、生成したコンテンツをメールリストへ届け、SNSで継続発信し、開封率や反応を見ながら運用する配信側の業務は、依然として複数ツールの組み合わせと習熟が必要です。
Sansan調査では、1社平均23.3のシステムを導入し、66.0%が手作業更新を伴い、統合・データ整備の平均投資額は6.36億円に上るとされています。「ひとり広報」体制では、コンテンツ生成の後工程にあたる配信運用の段階で業務が滞留しがちです。
Daylivが1画面に統合する3つの配信工程
Daylivの主な機能は次の3点です。
- メール一斉配信:HTMLメール作成・開封率/クリック率解析・A/Bテスト対応(Proプラン以上)
- ショート動画管理:動画の一元管理やサムネイル自動抽出、SNS配信予約
- SNS定期配信:X / Instagram / Facebook / LinkedIn への定期配信スケジュール管理
加えて、ユーザーが登録したキーワードに沿ったニュースをフィード集約する「関心事ニュース集約」機能を搭載しており、配信ネタの発見から運用まで1画面で完結する設計でした。サービス名「Dayliv(デイリブ)」は、Daily(毎日)・Live(生きた情報)・Delivery(お届け)を組み合わせた造語で毎日、生きた情報をお届けするという設計思想を表しています。
DaylivとJOYNICS AI Marketing Suiteの連携と料金プラン
Daylivは単体でも利用できますが、JOYNICSが提供する4つのAI生成サービスと連携することによって、生成から配信までの業務を完全自動化できます。これら5サービスをまとめて「JOYNICS AI Marketing Suite」と呼んでいます。
連携サービスの役割は以下の通りです。
- Auto PR:URLからプレスリリース本文やOGP画像、公開Webページを自動生成
- Make Short Video:URL/テキストから縦型ショート動画(TikTok/Reels/Shorts対応)を自動生成
- PDF2Video:PDFスライドをAIキャラクター音声付きMP4に自動変換
- PR Global:AIによる自動翻訳と海外メディア向けプレスリリース配信
各プランはFree プランからSuite Enterpriseまで用意されており、Suite Business / Enterpriseの年額契約は2ヶ月分相当が割引されます。
Free プランはクレジットカード不要で、Auto PR 月3本・Dayliv コンタクト100件や月500通、Make Short Video 月3本・PDF2Video 月2本まで利用できます。
Dayliv(デイリブ)サービス概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | Dayliv(デイリブ) |
| 提供元 | 合同会社JOYNICS |
| カテゴリ | 配信統合ハブ |
| 正式リリース日 | 2026年5月14日 |
| Free プラン | ¥0(クレジットカード不要) |
| Dayliv Pro | ¥4,980/月(コンタクト2,000件・月10,000通) |
| Auto PR Pro | ¥2,980/月(プレスリリース月30本) |
| PR Global | 1本¥9,800(全プランで1本単位利用可) |
| Suite Business | ¥19,800/月(5サービス使い放題・PR Global月5本同梱) |
| Suite Enterprise | ¥79,800/月(無制限・APIアクセス・専任サポート) |
| 所在地 | 東京都中央区 |
| 公式サイト | https://dayliv.com/ |
trends編集部の一言
Sansan調査で示された「1社平均23.3システム導入・統合投資額6.36億円」という数字は、ツール分断の問題がいかに広範かを端的に示した調査結果です。マーケティング業界の文脈に置き換えると、コンテンツ制作ツールやMA、SNS管理、メール配信が別々に立ち上がっている状態は業界横断で長らく語られてきた構造課題であり、生成AIで「作る」工程が効率化された今、「届ける」工程の統合が次の焦点として浮上してきた流れは、業界全体の作業プロセス転換を象徴する動きと読み取れます。
月¥0のFree プランから試せる価格設計は、ツール評価コストを下げる点でスモールスタートを重視する組織に親和性があるでしょう。「コンテンツは生成できるが配信が回らない」という状態が中小企業・個人事業主に限らず、大企業の広報部門縮小という文脈にも広がりつつある点は、マーケティング業界の動向としても示唆を含むのではないでしょうか。
References
- ^ PR TIMES. 「メール・SNS・動画を一括 AI 化ーー「ひとり広報」の AI 代行「Dayliv(デイリブ)」登場。プレスリリース執筆から SNS自動投稿、ショート動画生成までを 一管理画面で。JOYNICSが公開 | 合同会社JOYNICSのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000182107.html, (参照 26-05-15).
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