基本的なリストの並び替え方法
【サンプルコード】
my_list = [3, 1, 4, 1, 5, 9, 2]
my_list.sort()
print(my_list)
【実行結果】
[1, 1, 2, 3, 4, 5, 9]
上記のPythonのコードでは、まずmy_list
という名前のリストを作成しています。my_list
には整数のリスト「[3, 1, 4, 1, 5, 9, 2]」が格納されています。このリストの要素はランダムな順序で配置されており、並び替えが必要な状態です。
次に、my_list.sort()
というメソッドを使用してリストを昇順に並び替えています。sort()
メソッドは、リストの要素を小さい順に並び替える機能を持っています。このメソッドはリスト自体を変更するので、並び替え後のリストはmy_list
に直接反映されます。
最後に、print(my_list)
を使用して並び替えられたリストを表示しています。実行結果として、元のリストが昇順に並び替えられた状態「[1, 1, 2, 3, 4, 5, 9]」が出力されています。
任意の基準でリストを並び替える
【サンプルコード】
def my_func(e):
return e['age']
people = [{'name': 'Alice', 'age': 30}, {'name': 'Bob', 'age': 25}, {'name': 'Charlie', 'age': 35}]
people.sort(key=my_func)
print(people)
【実行結果】
[{'name': 'Bob', 'age': 25}, {'name': 'Alice', 'age': 30}, {'name': 'Charlie', 'age': 35}]
上記のサンプルコードでは、辞書型の要素を持つリストを年齢で並び替えています。
まず、my_func
という関数を定義しており、この関数は辞書の'age'
キーの値を返します。
次に、people
というリストを作成し、名前と年齢を持つ辞書型の要素を格納しています。このリストの要素は年齢で並び替える必要があります。
people.sort(key=my_func)
とすることで、my_func
関数を基準としてリストの要素を並び替えます。
sort()
メソッドのkey
パラメータに関数を指定することで、その関数の返り値に基づいて要素を並び替えることができます。この場合、各辞書の'age'
キーの値によってリストが並び替えられます。
最後に、並び替えられたリストをprint
関数で表示しています。結果として、「Bob」、「Alice」、「Charlie」という順番で年齢が若い順に並んでいることがわかります。
lambda関数を使用したリストの並び替え
【サンプルコード】
points = [(1, 2), (3, 3), (1, 1)]
points.sort(key=lambda x: x[1])
print(points)
【実行結果】
[(1, 1), (1, 2), (3, 3)]
この例では、タプルを要素とするリストを特定の条件で並び替えています。
points
という名前のリストに、座標を表すタプルが格納されています。このリストの各要素はタプルで、それぞれのタプルは(x, y)の形式で座標を表しています。ここでは、y座標に基づいてリストの要素を並び替えることを目指しています。
points.sort(key=lambda x: x[1])
とすることで、lambda
関数を使用して各タプルのy座標に基づいた並び替えを行います。lambda
関数は、簡易的な無名関数を作成するのに便利です。この場合、lambda x: x[1]
は各タプルの2番目の要素(y座標)を返す関数として機能します。
最後に、並び替えられたリストをprint
関数で表示しています。結果として、y座標が小さい順に並び替えられたリスト「[(1, 1), (1, 2), (3, 3)]」が出力されています。
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