Pythonのint型の最大値
【サンプルコード】
import sys
max_int = sys.maxsize
print(max_int)
【実行結果】
9223372036854775807
上記のPythonのサンプルコードでは、まずsys
モジュールをインポートしています。sys
モジュールはPythonのインタープリタに関連する変数や関数を提供するモジュールです。
次にmax_int
という変数を定義し、sys.maxsize
の値を割り当てています。sys.maxsize
はPythonで扱えるint型の最大値を返しますが、システムによって異なる場合があります。多くの64ビットシステムでは「9223372036854775807」になります。
最後にprint
関数を使って、max_int
変数の値を画面に表示しています。上記のコードはPythonが扱える整数の最大値を確認するのに役立つため、頭の片隅に入れておくと良いでしょう。
Pythonでint型の最大値を超えたときの挙動
【サンプルコード】
import sys
large_number = sys.maxsize + 1
print(large_number)
print(type(large_number))
【実行結果】
9223372036854775808
上記のサンプルコードでは、sys.maxsize
に1を足した値をlarge_number
という変数に割り当てており、この操作で得られる数値は理論上Pythonのint型の最大値を超えています。
しかし、Pythonのint型は「無限大」をサポートしておりオーバーフローが発生しないため、このコードを実行すると9223372036854775808
という数値が出力されます。
print(type(large_number))
は、large_number
のデータ型を確認するためのコードです。結果として、
が表示され、Pythonでは大きな数値もint型として扱われることがわかります。
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