辞書(dict)からリスト(list)へ変換する方法
【サンプルコード】
my_dict = {'a': 1, 'b': 2, 'c': 3}
key_list = list(my_dict.keys())
value_list = list(my_dict.values())
print(key_list)
print(value_list)
【実行結果】
['a', 'b', 'c']
[1, 2, 3]
1行目のmy_dict
は、キーと値のペアを持つ辞書(dictionary)です。上記サンプルコードの辞書では、'a'
、'b'
、'c'
がキーとして、それぞれ1
、2
、3
が値として格納されています。
辞書はキーと値のペアを使ってデータを格納するためのデータ型で、Pythonでは非常に便利なデータ構造の一つです。
2行目のlist(my_dict.keys())
は、辞書my_dict
の全てのキーをリスト形式に変換しています。同様に3行目のlist(my_dict.values())
は、辞書my_dict
の全ての値をリストに変換しています。
keys()
メソッドとvalues()
メソッドを使うことで、辞書内のキーと値を別々のリストとして抽出できます。4行目と5行目のprint
関数はそれぞれキーのリストと値のリストを出力しており、変換結果を確認できます。
辞書(dict)内のアイテムをリスト(list)に変換する方法
【サンプルコード】
my_dict = {'a': 1, 'b': 2, 'c': 3}
item_list = list(my_dict.items())
print(item_list)
【実行結果】
[('a', 1), ('b', 2), ('c', 3)]
上記サンプルコードの例では辞書my_dict
を再度使用しており、前の例と同じく3つのキーと値のペアを含んでいます。
1行目で辞書を定義した後、2行目でmy_dict.items()
を使っています。items()
メソッドは、辞書内の各アイテム(キーと値のペア)をタプルとして返しており、list()
関数を使ってこれらのタプルをリストに変換しています。
このリストには辞書の各アイテムがタプルとして保存されており、キーと値の関係が保持されたままです。3行目でこのリストを出力することで、辞書のアイテムがどのようにリストに変換されたかを確認できます。
リスト内包表記を使った辞書(dict)からリスト(list)へ変換する方法
【サンプルコード】
my_dict = {'a': 1, 'b': 2, 'c': 3}
key_value_list = [(k, v) for k, v in my_dict.items()]
print(key_value_list)
【実行結果】
[('a', 1), ('b', 2), ('c', 3)]
上記のサンプルコードでは、リスト内包表記を使って辞書からリストへの変換を行っています。リスト内包表記は、[
と]
の間に式とforループを記述することで、新しいリストを簡潔に生成する方法です。
1行目で辞書my_dict
を定義し、2行目でリスト内包表記を用いています。この例ではmy_dict.items()
で辞書の各アイテムを取得し、それぞれのキーk
と値v
をタプル(k, v)
としてリストに追加しています。
リスト内包表記はコードを簡潔に書くだけでなく、処理速度も向上する強力な機能です。3行目でこのリストを出力することにより、辞書の各アイテムがタプルとしてリストにどのように格納されているかを確認できます。
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