株式会社TOKIUMは、経理AIエージェント「TOKIUM AI新リース判定」を株式会社トーホーへ導入したと発表しました。
TOKIUM AI新リース判定導入前のトーホーの課題
株式会社トーホーは、東証プライム市場に上場する業務用食品卸売の大手商社です。ホテルやレストラン、テーマパーク、事業所給食などの外食業態の企業に向け、約16万アイテムの業務用食材を取り扱っています。
全国に多数の取引先・仕入先を抱えており、グループ全体で管理する契約書は1万件以上にのぼります。新リース会計基準への対応が求められるなか、膨大な契約書の一件ごとにリースへの該当可否を判定する工数の大きさが課題となっていました。
さらに契約書はグループ各社が個別に管理しており、経理部門が全社のリース判定を主導することは容易ではありませんでした。
TOKIUM AI新リース判定の選定理由と期待される効果
最大の決め手は、AIが契約書を読み取りリース該当の可否を判定する機能が標準装備されている点です。グループ全社で1万件以上に及ぶ契約書のリース判定を効率化できることが高く評価されました。
紙の契約書を郵送するだけでスキャンとデータ化、原本保管までTOKIUMが代行します。各社に散在する契約書を現場の負担なく電子化できる点も、採用の決め手になりました。
株式会社トーホー 営業統括部長 木阪公彦氏は次のようにコメントしています。「TOKIUMの導入により、契約書の一元管理を法務・コンプライアンス部門が、新リース会計基準への対応を経理部門がそれぞれ担う体制が整います。事前のトライアルでは高い精度で対応できることを確認しており、安心して本格運用へ移行できると考えています」
経理AIエージェント「TOKIUM」と「Move AX」の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | TOKIUM AI新リース判定 |
| 提供元 | 株式会社TOKIUM |
| カテゴリ | 経理AIエージェント |
| 導入先 | 株式会社トーホー |
| 管理対象契約書 | 1万件超 |
| 取扱アイテム数 | 約16万アイテム |
| 設立(TOKIUM) | 2012年6月26日 |
| 資本金(TOKIUM) | 1億円 |
| 所在地(TOKIUM) | 東京都中央区 |
| 創業(トーホー) | 1947年10月 |
| 従業員数(トーホー) | 3,876名 |
| 代表(トーホー) | 奥野 邦治氏 |
| 経理AXプロジェクト | Move AX |
trends編集部の一言
1万件以上の契約書をAIで一括判定するという取り組みは、経理業務におけるAI活用の具体的な事例として注目されます。経理DX領域では、複数拠点に散在する契約書や証憑をひとつの基盤に集約し、判定・仕訳を自動化する流れが加速しています。
新リース会計基準への対応は、今後多くの企業が直面する実務課題です。業界全体としては、会計基準改訂を契機としたAI導入が経理部門の標準的なアプローチになりつつある動向として、本事例は実務示唆を含む取り組みと読み取れます。
References
- ^ PR TIMES. 「業務用食品卸売のトーホー、グループ16社にTOKIUM AI新リース判定を導入 | 株式会社TOKIUMのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000479.000009888.html, (参照 26-06-21).
