Zeimee(ゼイミー)が月次経理AIエージェントとして先行提供を開始、1年以内に600事務所・顧問先30,000社の導入を目指す
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株式会社Vibe Coding Labは2026年5月25日、税理士事務所・会計事務所向けの月次経理AIエージェント「Zeimee(ゼイミー)」の先行提供を開始しました。
Zeimee開発の背景にある会計事務所の63%が生成AI未利用という現状
税理士事務所・会計事務所の月次業務には、記帳、証憑確認、入出金確認、未処理項目の確認、前月との差異確認、顧問先への確認事項の整理など、多くの作業が含まれます。これらは単純な入力作業ではなく、取引内容を読み取り、会計ソフト上の処理状況を確認しながら、証憑との整合性を見て判断する必要がありました。
実務を担う人材には、会計知識だけではなく、freee会計やマネーフォワード クラウド会計の操作、顧問先ごとの処理方針、過去の処理履歴を理解する力も求められます。採用そのものが難しいだけではなく、採用後の育成にも時間がかかるため、現場の負担は慢性的に高まりやすい構造でした。
一方で、AIの活用はまだ十分に進んでいません。MJS「会計事務所白書2024」によると、会計事務所の93%が生成AIを認知しているものの、実際に使ったことがある事務所は37%にとどまり、63%は未利用です。さらに、生成AI未利用者の50%が「興味はあるが、どのようにしたら使えるかわからない」と回答しており、関心の高さに対して実務定着が追いついていない状況となっています。
ZeimeeがAIエージェントで月次経理業務を支援
Zeimeeは、月次経理に必要な情報整理をAIが支援し、税理士事務所・会計事務所がレビューしやすい状態をつくるAIエージェントとして開発されました。銀行明細、カード明細、請求書、領収書などの情報をもとに、仕訳候補の提示から月次チェック項目の整理までを一括して処理します。
Zeimeeが支援する主な業務の範囲は、以下の通りです。
- 仕訳候補の提示
- 証憑確認・紐付け支援
- 入出金確認支援
- 月次チェック項目の整理
- 顧問先への確認事項の整理支援
税理士や経理担当者は、AIの作業をレビューするだけで月次業務が完了します。入力や照合作業に追われる時間を減らし、税務相談や経営助言、顧問先との対話といった本質的な業務により多くの時間を使える状態を目指しています。
Zeimee(ゼイミー)サービス概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | Zeimee(ゼイミー) |
| カテゴリ | 月次経理AIエージェント |
| 提供形態 | 先行提供 |
| 対象 | 税理士事務所、会計事務所、中小企業の経理担当者 |
| 対応会計ソフト | freee会計、マネーフォワード クラウド会計 |
| 導入目標(1年以内) | 600事務所、顧問先数30,000社 |
| 開発元 | 株式会社Vibe Coding Lab(東京都調布市) |
| 代表取締役 | 佐次本 脩真氏 |
| サービスURL | https://zeimee.com/ |
trends編集部の一言
会計事務所の63%が生成AIを未利用という数字は、認知率93%と並べてみると、その落差が際立ちます。マーケティングの現場でも「ツールの存在を知っている人」と「日常業務に組み込んで使いこなしている人」との間には大きな開きがあり、同じ構造の課題が業界を横断して存在しています。
Zeimeeが目指しているのは、AIを「試しに使う」段階から「毎月の業務フローに組み込まれる」段階へ引き上げることです。同様の設計思想はマーケティング領域でも見られ、定型作業をAIに委ねることで判断・対話業務への集中を促す流れは業界横断で広がっています。繰り返し業務の多い職種ほど、こうしたAIエージェント型の設計が実務定着の一つの指標として注目される動きが続いています。
References
- ^ PR TIMES. 「経理をAIで大幅効率化。会計AI「Zeimee」、中小企業・会計事務所向けに先行公開 | 株式会社Vibe Coding Labのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000183909.html, (参照 26-05-26).




