データセクションがAIデバイス「OHMAI」をVivaTech 2026でグローバルローンチ、複数AIモデルを統合
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データセクション株式会社は、現地時間2026年6月17日、AIサイドキックデバイス「OHMAI」のグローバルローンチをフランス・パリで発表しました。
OHMAI開発の背景となるAI環境の断片化
ChatGPT、Claude、Geminiといった高性能なAIモデルが相次いで登場し、ユーザーはモデルごとに複数のアカウントや有料サブスクリプションを管理する必要が生じました。タスクごとに「どのAIツールを使うか」を選択する手間と、ログインの煩雑さが新たな課題として浮き彫りになっています。
OHMAIは、こうした複雑さをすべて裏側に隠し、ユーザーが「ただ話しかけるだけ」で最適なAIが自動でサポートする体験の実現を目指しています。ユーザーのコントロール権を最優先に置いた「日常に寄り添うAIパートナー」として設計されました。
OHMAIが備える主な特徴
OHMAIの中核機能となるのは、スマートルーティングと呼ばれる仕組みです。ユーザーからの音声、テキスト、画像によるリクエストに対し、「TAIZA」が、セキュアにそのタスクに最も適したAIモデルを自動的に選択・処理します。Datasectionのアカウントを1つ作成するだけで、個別ログインや断片化されたサブスクリプション管理が不要になります。
OHMAIの主な特徴は次の4点です。
- 1つのアカウントで複数の主要AIにシームレスにアクセス
- タスクに応じた最適AIを自動選択するスマートルーティング(TAIZA)
- デスクに置く環境型の物理デバイスとしての存在感
- ユーザーが主権を握りながら活用する「AIサイドキック」としての位置づけ
「AIがすべてを勝手に完結させる自律型AI」ではなく、常にユーザーが主権を握りながら作業を前へ進める「伴走者」として位置づけられています。文章の作成・推敲やリサーチ・要約、スケジューリング、語学学習など、仕事と日常のあらゆる場面をサポートする存在です。
OHMAIは、ユーザーのライフスタイルに合わせて2つのハードウェアモデルを展開しています。
OHMAIの2モデルラインナップと料金体系
OHMAI Lightは$9.99の一括価格で、AIデバイスに初めて触れる方やギフト用途に最適なコンパクトなスターターデバイスです。OHMAI Proは$99.99で、表現力豊かな存在感と高品質なマイク・スピーカーを備えたプレミアムロボットコンパニオンです。
月額利用料は$3.99 / 月で、グローバルローンチを記念して初月無料での提供が予定されています。公式サイト(https://ohmai.com)にて、優先購入権や最新アップデート情報を受け取れるウェイティングリストの登録受付が始まりました。
OHMAI グローバルローンチ概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | データセクション株式会社(東京都品川区西五反田一丁目3番8号 五反田PLACE8階) |
| 代表者 | 代表取締役社長執行役員CEO 石原 紀彦氏 |
| 発表日 | 現地時間2026年6月17日 |
| 発表イベント | Viva Technology 2026(VivaTech)、フランス・パリ、Paris Expo Porte de Versailles |
| イベント期間 | 2026年6月17日(水)〜 6月20日(土) |
| デバイスラインナップ | OHMAI Light($9.99)、OHMAI Pro($99.99) |
| 月額利用料 | $3.99 / 月(ローンチ特典:初月無料) |
| 対応AIモデル | 複数の主要AIモデル |
| 公式サイト | https://ohmai.com |
| 設立 | 2000年7月11日 |
trends編集部の一言
「1つのアカウントで複数の主要AIにアクセスできる」という設計は、ユーザーが直面しているサブスクリプション管理の煩雑さへの直接的な応答です。どのAIモデルを使うかという判断をシステム側に委ねる方向性は、AI体験の設計思想が「使い分けの知識」から「シームレスな統合」へとシフトしていく業界全体の流れを象徴しています。
マーケティング業界の文脈に置き換えると、ツールごとのログイン管理やサブスクリプション契約の整理に時間を取られる課題は業界横断で語られてきたテーマです。AIアクセスの統合を物理デバイスという形で実装する試みは、SaaS乱立時代における運用コスト削減の一つのアプローチとして、業界全体の動向としても注目に値します。
手のひらサイズの物理デバイスとして「デスクに置く」という設計は、画面上のアプリとは異なる存在感を生み出す試みでもあります。欧州最大級のイベントからグローバルローンチというスタートの切り方も、日本発プロダクトの海外展開戦略として注目できるのではないでしょうか。
References
- ^ PR TIMES. 「Datasection、主要AIモデルを横断利用できるAIサイドキックデバイス「OHMAI」を世界初公開 | データセクション株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000081.000036921.html, (参照 26-06-19).





