プリ・テック株式会社は、2026年5月19日、採用業務をAIで自動化するサービス「採活AI」をリリースしました。
採活AIが解決する採用現場の3つの構造課題
企業の採用担当者は現在、3つの構造的な課題に直面しています。1点目は時間コストです。一次面接1件に30分以上を要し、繁忙期や多職種採用では担当者の業務時間の大半が面接対応に消えます。
2点目は評価の属人化です。面接官によって、合否基準がばらつき、「なぜ落としたか」の根拠を言語化できないケースが発生しています。
3点目は、事務作業の煩雑さです。PDFの履歴書の手入力や日程調整に3往復以上のメールが必要な状況が採用担当者の工数を圧迫しています。
「採活AI」は、これら3つの課題すべてをAIが代行します。業務別の改善内容は以下の通りです。
- 一次面接の担当者対応:30分/人 → 0分
- 履歴書のデータ入力:10〜15分/件 → 約5秒
- 日程調整メール:3往復以上 → 0往復(自動送信)
- 面接後の評価まとめ:手記入 → AIが自動スコアリング(S/A/B/C)
こうした一連の自動化により、採用に関わるすべての人が選考の質に集中できる環境の実現を目指しています。
採活AIの主な機能
「採活AI」が備える主な機能は以下の6点です。
- AI求人原稿ジェネレーター:職種・雇用形態・勤務地を入力するだけで求人原稿を自動生成
- AIアバターによる24時間一次面接:面接官の立ち会い不要で録画・文字起こしも自動対応
- 評価の自動スコアリング:コミュニケーション力・論理性・主体性など5つの評価軸でS/A/B/C採点
- 履歴書自動読取:PDFや画像から氏名・学歴・職歴などを約5秒で構造化
- 選考メールの自動送信:各選考フェーズに応じたメールを候補者名・面接URL入りで自動配信
- 候補者ステータス管理ボード:新卒・中途・アルバイトなど複数採用枠を横断して一元管理
アニメーション調のAIアバターが双方向で一次面接を実施します。応募者は好きな時間・場所で受験することが可能です。
強みと懸念点も自動出力されるため、担当者は一覧画面で全候補者を比較確認できます。
採活AI サービス概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | 採活AI |
| 提供開始日 | 2026年5月19日 |
| 提供元 | プリ・テック株式会社 |
| 本社所在地 | 愛知県西尾市道光寺町山田1-1 |
| 代表者 | 代表取締役社長 髙井 英和氏 |
| 設立 | 1968年4月 |
| 資本金 | 4,000万円 |
| 対象課題 | 膨大な時間コスト・評価の属人化・煩雑な事務作業 |
| 主な評価軸 | 5つの評価軸(コミュニケーション力・論理性・主体性 等) |
| 料金 | サービス内容・利用規模により異なる(要問い合わせ) |
| URL | https://pritech.co.jp/ |
trends編集部の一言
一次面接の担当者対応が30分/人から0分になるという数値は、採用規模が大きい企業ほど効果が大きく、インパクトは相当です。採用市場全体としては、面接業務の自動化ニーズが高まっており、AIが24時間対応する仕組みへの関心は業界を超えて広がっています。マーケティング業界の文脈に置き換えると、商談前の初期スクリーニングや候補者との接点構築においても類似の効率化ニーズが語られており、採用領域での自動化の進展は業界横断の動向と読み取れる流れです。
日程調整メールが3往復以上から0往復になる点や履歴書の手入力が約5秒に短縮される点は、採用担当者の「見えない工数」を削る設計として注目されます。5つの評価軸による自動スコアリングで評価の属人化を解消するアプローチは、組織として、採用基準を言語化・標準化するニーズに対応した取り組みとして業界での注目を集めています。
References
- ^ PR TIMES. 「一次面接時間を"0分"に。採用業務を一気通貫でAI化する「採活AI」をリリース | プリ・テック株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000067623.html, (参照 26-06-01).
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