株式会社アセンドは、通話録音・AI文字起こし要約サービス「RecACE plus」と、NECプラットフォームズ株式会社製コミュニケーションDXゲートウェイ「NEC Aspireシリーズ」とのVoIPユニット経由の連携製品「RecACE plus for Aspire」を発売しました。
RecACE plus for Aspireが解消した3つの課題
従来の「RecACE plus」は、ひかり電話を中心とした検証済み回線のみでの提供に限定されていました。NTT系回線など特定キャリアへの依存も課題であり、通話録音に関するガイダンス音声を提供できないケースもありました。
今回の連携による主な改善点は次の3点です。
- PBX経由での接続により多様な回線環境に対応
- キャリア非依存での運用が可能となり導入の自由度が向上
- PBX側の機能・構成により録音ガイダンスの提供が可能
「RecACE plus」は、VoIPユニットを介してNEC Aspireシリーズと接続されます。従来の外線との間で接続する構成よりも、柔軟な電話環境への対応が可能です。これにより、幅広い企業・団体が「RecACE plus」を適用できるサービスへと進化しました。
RecACE plus for AspireによるNEC Aspireシリーズ連携の実現
NEC Aspireシリーズは、国内累計40万システムの出荷実績を持つキーテレフォンシステムです。「UNIVERGE Aspire WX」「UNIVERGE Aspire WX plus」「UNIVERGE Aspire 6」の3製品が対象であり、多くのオフィスで導入が続いています。拡張性と柔軟性に優れた通信基盤を提供するという点が特徴です。
今回の連携を通じて、PBX環境への対応を強化します。PBX環境を活かした「RecACE plus」の導入が可能となることで、企業の電話業務におけるDX推進を支援します。石渡電気株式会社との連携のもと、全国の企業への導入支援と販売体制の強化も進める方針です。
RecACE plus for Aspire 概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 製品名 | RecACE plus for Aspire |
| 提供元 | 株式会社アセンド(開発)/石渡電気株式会社(販売) |
| 連携対象 | UNIVERGE Aspire WX/UNIVERGE Aspire WX plus/UNIVERGE Aspire 6 |
| 接続方式 | VoIPユニット経由 |
| 主な機能 | 通話録音・AI文字起こし・要約・検索・クラウド保存 |
| 販売形態 | 石渡電気株式会社による独占販売 |
| 開発元所在地 | 東京都新宿区西新宿1-21-1明宝ビル5F |
| 販売元所在地 | 東京都中央区京橋2丁目2番1号 京橋エドグラン27階 |
trends編集部の一言
国内累計40万システムという出荷実績は、NEC Aspireシリーズがいかに広く中堅・中小オフィスに根付いているかを示しています。マーケティングの現場でも、既存の電話インフラに縛られてクラウドサービスを導入できないという声は多く、「回線環境の壁」は業界を問わず共通の課題として残り続けてきました。
PBXを経由することでキャリア非依存の運用が可能になる点は、既存設備を活かしながら、段階的にDXを進めたい企業が増えている業界全体の流れとも重なります。カスタマーハラスメント対策や「言った・言わない」トラブルの防止が義務化の文脈で注目される中、通話録音市場における導入障壁低減の方向性を示す事例と言えます。
References
- ^ PR TIMES. 「株式会社アセンド、通話録音・AI文字起こし要約機能を備えたサービス「RecACE plus」とNECプラットフォームズ株式会社製コミュニケーションDXゲートウェイ「Aspireシリーズ」との連携を実現 | 株式会社アセンドのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000039866.html, (参照 26-05-27).
