Sooon株式会社は2026年5月7日、B2B企業の新規開拓を支援する営業AIエージェント「SILAS(サイラス)」を正式リリースしました。
SILASが解消する営業の属人化という構造課題
B2B・B2C領域の新規開拓では、営業リスト作成・見込み先調査・アプローチ優先順位の判断が、営業担当者の手作業に依存しています。成果を出している担当者ほど、「どの企業を狙うか」「どのタイミングで接触するか」「どのような文脈で提案するか」という独自の判断基準を持っています。
しかし、こうした判断基準は個人の経験や感覚に紐づきやすく、組織内に十分に蓄積されにくい構造があります。その結果、営業成果が一部の人材に偏ったり、担当者の退職によってノウハウが失われたりするといった問題が発生します。
Sooon株式会社は営業活動そのものを代替するのではなく、商談前の営業準備工程をAIエージェントで支援する仕組みとして「SILAS」を開発しました。代表取締役の金本相太氏は15年以上にわたり営業現場に立ち続けており、その経験をもとに「リストの質が成果の差を左右する」という視点がサービス設計に反映されています。
SILASの主な3つの特徴
SILASの主な特徴は以下の3点です。
- Googleマップなど公開情報から今まさにニーズが高まっている見込み顧客を自動抽出
- 連携したSNSアカウントのフォロー情報をもとに人物像・興味関心を分析
- 20種類以上の公開情報ソースを横断した企業情報の抽出・リスト整理
リスト抽出は他社がすでにアプローチしている「枯れたリスト」ではなく、Web上の掲載情報や企業・個人の状況をもとに鮮度の高い見込み先を特定できる点が特徴です。大手企業だけではなく、地域の中小企業や店舗型ビジネスへのアプローチにも対応しています。
SILASの概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | SILAS(サイラス) |
| 提供企業 | Sooon株式会社 |
| 代表者 | 代表取締役 金本相太 |
| 提供開始日 | 2026年5月7日 |
| 対象 | B2C・B2B向け新規開拓を行う企業 |
| 主な機能 | 営業リストの抽出・アプローチ優先順位づけ・キーマン検索・SNS情報分析 |
| 所在地 | 大阪府大阪市西区北堀江1丁目1−21 8階 |
| 問い合わせ | 広報担当:野原 / TEL:090-6791-1727 |
| サービスサイト | https://lp.silas-sales.com/ |
| 会社URL | https://sooon-web.com/ |
trends編集部の一言
20種類以上の公開情報ソースを横断して「今まさにニーズが高まっている見込み顧客」を絞り込むという設計は、営業リストの鮮度という論点を正面から取り上げた点で注目できます。自分自身もBtoB向けのコンテンツ配信支援に関わる中で感じるのは、「リストがあること」と「刺さるリストであること」の間には想像以上に大きな開きがあり、後者の整備に最もコストがかかるという実態です。「誰に・いつ・どの順番で・どのようにアプローチするか」という判断を支援する発想は、その課題への一つの応答として捉えられます。
SNSフォロー情報の分析により承認欲求や購買余力の傾向を読み解く機能は、人材系企業や営業代行会社など、対象人物の属性把握が重要となる業種にとって参考になりそうです。対応チャネルの拡大やAIによる架電システムなど今後の機能拡張も予告されており、営業準備工程の支援機能をどこまで拡張していくか、導入検討の材料になるのではないでしょうか。
References
- ^ PR TIMES. 「新規開拓の属人化を解消する営業AIエージェント「SILAS(サイラス)」を正式リリース | Sooon株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000160615.html, (参照 26-05-15).
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