ラネットがAIカメラキヅクモの展示会来場者分析レポートを公開、防犯の先にある店舗DX課題が明らかに
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株式会社ラネットは2026年4月15日、AIカメラ「キヅクモ」を活用した、ブース来場者動向の分析レポートを公開しました。
キヅクモ分析レポートで浮かぶ店舗DXの現在地
ビックカメラグループのラネットは、AI分析機能を搭載したネットワークカメラを「多店舗・多拠点の一括管理」や「カスタマーハラスメント対策」のテーマで展示しました。ブース内では「スマートロック」と「カメラ」を連動させたミニチュアドアによる操作デモを実施し、店長・マネージャー層が抱える遠隔施解錠の利便性を体感できる導線を用意した形です。
会場では「カスハラ対策」や「人手不足解消」といったキーワードに反応する来場者が目立ち、単なる防犯ではなく、現場スタッフの心理的安全性を守るインフラとしてのカメラ活用が注目を集めました。小売店や飲食店、倉庫・物流拠点など多様な業界の出展先に対して、防犯に留まらない映像活用の可能性が提示されています。
キヅクモ分析レポートで示された現場課題
ブースを訪れた方々との対話からは、店舗や施設運営が抱える限界と、AIカメラへの期待が具体的に浮き上がりました。ラネットが整理した現場の声は、次の3点に集約されます。
- 一人勤務時の安全確保
- カスハラ対策義務化への備え
- 多店舗巡回の移動コスト削減
製造・メーカーからは、「作業員が一人で作業中に倒れてしまった際、いかに早く異変に気付くか」という課題が寄せられ、転倒検知等のニーズが強く示されました。10月の法改正を見据え、「映像だけでなく音声もセットで残せること」を条件に探す声も目立ち、ミニチュアドアの遠隔解錠デモには、即時導入を検討する管理職層が関心を寄せた形です。
キヅクモが計測した3日間の分析データ
| 項目 | 実績値 |
|---|---|
| 正面通行者数 | のべ7,606名 |
| 側面(左側)通行者数 | のべ161名 |
| 側面(右側)通行者数 | のべ2,751名 |
| 通行者総計 | のべ10,518名 |
| ブース内ご案内数 | 約936名(通行者の約8.9%) |
| 最多業種 | 製造・メーカー(16%) |
| 経営・役員クラス比率 | 11% |
| ピーク時間帯 | 14時から15時 |
trends編集部の一言
今回の分析レポートは、展示会ブースというリアル空間の行動データを、AIカメラで可視化している点が興味深いと感じました。自分たちもイベント出展の振り返りでは感覚値に頼りがちで、通行者と案内数の比率や時間帯別のピークが数値で手元に残る状態は、次回の人員配置を組み直す具体的な材料になりそうです。
特に、カスハラ対策義務化を見据えて、「映像と音声をセットで残す」ニーズが商談現場で語られていた点が印象に残りました。従業員を守る仕組みづくりに向き合う担当者にとって、月額770円/台〜(スタンダードプランで16台以上導入の場合の1台あたりの月額利用料)という条件は、DIY設置との組み合わせで検討のハードルを下げる要素になりそうです。
References
- ^ PR TIMES. 「【EC・店舗 Week分析】AIカメラが解き明かす「店舗DX」の最前線。データが示した“防犯の先”にある課題解決とは | 株式会社ラネットのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000130.000089853.html, (参照 26-04-15).
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