
【Python】int型の桁数を簡単に数える方法を解説
公開: 更新:Pythonの整数の桁数を求める基本的な方法
【サンプルコード】
number = 123456
str_number = str(number)
length_of_number = len(str_number)
print(length_of_number)
【実行結果】
6
1行目ではnumber
という変数を作成しており、この変数は整数を保存するためのコンテナのようなものです。number
に割り当てている「123456」という値は、Pythonでいう「整数(int型)」の一例です。整数は小数点を含まない数値で、Pythonではこれを「int型」と呼びます。
2行目のstr(number)
はnumber
変数の値を文字列(str型)に変換し、その結果をstr_number
という新しい変数に保存します。整数型のままでは桁数を直接数えることができないため、この変換は整数の桁数を数えるために必要です。
3行目のlen(str_number)
では、str_number
の「文字列の長さ(文字の数)」を計算しています。この計算結果は整数の桁数に相当し、その値はlength_of_number
という変数に保存されます。
4行目のprint
関数はlength_of_number
変数の値を画面に表示させており、このコードを実行することで任意の整数の桁数を簡単に求められます。
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負の整数の桁数を求める方法
【サンプルコード】
negative_number = -12345
str_number = str(abs(negative_number))
length_of_number = len(str_number)
print(length_of_number)
【実行結果】
5
1行目ではnegative_number
という変数を宣言しており、負の整数を代入しています。ここで使用している「-12345」という値は負の整数の一例で、Pythonでは負の数値も整数(int型)として扱われます。
2行目のstr(abs(negative_number))
はnegative_number
の絶対値を取り、それを文字列に変換しています。abs
関数は数値の絶対値を返す関数で、負の数値を正の数値に変換します。負の数値の桁数を求める際には符号を無視して数値の部分だけを考慮する必要があるため、この手順が必要です。
3行目のlen(str_number)
で変換した文字列の長さを求め、その結果をlength_of_number
変数に保存します。
4行目のprint
関数で、求めた桁数を画面に表示しており、この方法によって負の整数の桁数も簡単に求められます。
ゼロを含む整数の桁数を正確に求める方法
【サンプルコード】
number_with_zeros = 00700
str_number = str(int(number_with_zeros))
length_of_number = len(str_number)
print(length_of_number)
【実行結果】
3
1行目ではnumber_with_zeros
という変数にゼロを含む整数を代入しており、使用している「00700」という値は先頭に不要なゼロが付いている整数の一例です。Pythonでは整数の先頭にあるゼロは無視されます。
2行目のstr(int(number_with_zeros))
ではint
関数で整数に変換し、その後str
関数で文字列に変換しています。この手順により、先頭のゼロを除外した正確な数値の形式に変換されます。
3行目のlen(str_number)
で文字列の長さを求め、length_of_number
変数に保存します。
4行目のprint
関数で求めた桁数を画面に表示させており、この方法を用いるとゼロを含む整数の実際の桁数を正確に求められます。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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