文字情報を簡単に図表化できるChatGPTプラグイン「Show Me Diagrams」についてご存じでしょうか。Show Me Diagramsを使うことで、文字だと伝わりにくい情報を直感的に理解できるようになります。
この記事では、Show Me Diagramsの特徴と具体的な使い方を、実際の画像を用いて解説します。
自分の考えていることを図表化して整理したい方や、文字情報を図表化してプレゼンに役立てたい方にぴったりなので、該当する方はぜひチェックしてみてくださいね。
Show Me Diagramsとは
Show Me Diagramsは、視覚的な理解を助けるための図表を作成するChatGPTのプラグインです。特定の情報をグラフやマインドマップのように図式化できるので、文字情報を直感的に表現したいときに役立ちます。
たとえば、ソフトの使い方に関する手順をフローチャートで表したり、パーセンテージ(%)で表示している文字データを円グラフで表示したりするのに便利です。
Show Me Diagramsを使うことで、ユーザーが視覚的に情報を理解するのをサポートできるのが特徴。プライベートで自分の思考を整理したり、仕事におけるプレゼン資料作りと幅広いシーンで活用できます。
Show Me Diagramsの特徴
Show Me Diagramsの特徴は下記の通りです。
多様な図表の生成
Show Me Diagramsは、合計31種類の図表に対応しています。主な図式の内容は下記の通りです。
ChatGPTより
上記はShow Me Diagramsで表現できる図式の内容ですが、こちらの図式もShow Me Diagramsにて作成しています。このように、多種多様な図表を生成できるのが特徴です。
複数の図表言語のサポート
Show Me Diagramsは図表言語を用いてプロンプトの内容を図表化します。たとえば、MermaidやPlantUML、D2、Nomnomlなどの図表言語をサポートしています。
また、生成された図表はオンラインで編集することが可能。ユーザーはリンクを通じて図表を自由にカスタマイズできるのが魅力です。
図表のサポート機能が充実している
Show Me Diagramsには「show ideas」と「explore diagrams」の2種類のキーフレーズがあります。
「show ideas」というキーフレーズを使用すると、図表を改善するためのアイデアを表示してくれます。意図した図表が出てこないときや、より良い図表を作りたいときに便利です。
「explore diagrams」というキーフレーズは、ほかの図表の種類や言語を探索することができます。図表の種類や扱う言語によってデザインが異なるので、どのような言語や図表が適しているのか調べることが可能です。
Show Me Diagramsの使い方
Show Me Diagramsの使い方を実際の操作画面を用いて解説します。ChatGPTプラグインの使い方がわからない方は、下記の記事を参考にしてみてください。
ChatGPTより
まず、プラグインの検索画面に「Show Me Diagrams」と入力し、上記画面の赤枠と同じアイコンのプラグインをインストールします。
ChatGPTより
インストールしたあとは、図式化したい情報をプロンプトで指定するだけで上記のように図式化してくれます。
ほかのプラグインとの連携で可能性が拡大
Show Me Diagramsとほかのプラグインを組み合わせることで、できることの幅が広がります。たとえば、指定したURLの情報を取得する「Link Reader」というプラグインと組み合わせることで、URLの内容を図表化することが可能です。
ChatGPTより
上記のように、利用したいプラグインのチェックボックスを複数選択できます。実際に、Link ReaderとShow Me Diagramsを組み合わせて、URLの内容を図表化してみましょう。
ChatGPTより
上記では、リスキリングに関する調査結果を記載した記事のURLを指定し、リスキリングに取り組む目的に関するデータのグラフ化を指示しています。
画面の赤枠内で2つのプラグインを利用しているのも確認できますね。指示の結果、URLの内容を円グラフとして明確に表示できています。
手元の情報を図式化したり、ほかのプラグインと連携して図表化できる情報の幅を広げたりできるため、非常に汎用性の高いところが魅力のプラグインです。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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