スプレッドシートのPRICEDISC関数とは
PRICEDISC関数は、割引証券(無利息証券)の価格を予想利回りに基づいて計算する会計関数です。この関数は受渡日、満期日、割引率、償還額、および日数計算方法の5つのパラメータを使用して、証券の現在価格を求めます。
関数の基本構文はPRICEDISC(受渡日, 満期, 割引, 償還額, [日数の計算方法])となっており、最後の日数計算方法は省略可能です。受渡日は証券が買い手に引き渡される日付を指し、満期は証券が額面価値で償還される終了日を表しています。
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基本的な構文とパラメータの詳細
受渡日パラメータは証券の発行後に買い手へ証券が引き渡される決済日を指定し、DATE関数やTO_DATE関数を使用して正確な日付形式で入力する必要があります。満期パラメータは証券が額面価値または同価値で償還可能となる満期日または終了日を設定します。
=PRICEDISC(DATE(2010,01,02),DATE(2039,12,31),0.03,100)
割引パラメータは購入時の証券の割引率を小数で表現し、0.03なら3%の割引率を意味しています。償還額パラメータは証券の償還価値を設定し、通常は額面価格を表す数値を入力することになります。
日数計算方法の種類と選択基準
日数計算方法パラメータは5つの異なる計算手法を提供し、0から4までの数値で指定できます。数値0はUS(NASD)30/360方式を示し、30日月と360日年を仮定して全米証券業協会標準に従い月末日付の特別調整を実行します。
=PRICEDISC(A2,B2,C2,D2,1)
数値1は実際/実際方式を表し、指定日付間の実際の日数と介在する年の実際日数に基づいて計算を行う方法です。この方式は米国財務省債券や短期国債で使用され、金融以外の用途でも最も適切な計算方法とされています。
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