在宅ワークで長時間座ることが日常になると、運動不足になったり腰痛につながることがあります。また、公益財団法人 明治安田厚生事業団が公開している資料[1]によると、1日の座位時間が長いほどメンタルヘルスが悪くなるという研究結果もあるようです。
長時間座ることのデメリットを解消するにはこまめに立ち上がる機会を作ったり、立ったまま作業をする環境を作ったりする方法が挙げられます。
そこで今回は、立ったまま作業する人にピッタリなスタンディングデスクの選び方とおすすめ製品について紹介します。
スタンディングデスクは冷蔵庫やコンパクト机で代用できる
スタンディングデスクは高価な専用デスクがなくても、冷蔵庫の上やコンパクトな机を使って代用可能です。
冷蔵庫は陽気なスタンディングデスクになるんだぜ pic.twitter.com/G4InGJB2sd
— ふじわら (@jiffu_fu) April 25, 2022
特にスペースや予算に制限がある場合に有効で、スタンディングデスクの利点を活用しながらコストを抑えることができます。実際に多くのリモートワーカーがこの方法で効率的な作業環境を実現しています。
スタンディングデスクの選び方
スタンディングデスクの選び方は下記の通りです。
- レイアウトと利用用途に合ったサイズを選ぶ
- 値段で選ぶ
- 機能性で選ぶ
上記の各内容について詳しく解説します。
レイアウトと利用用途に合ったサイズを選ぶ
スタンディングデスクを購入することで新しい家具が増えるため、自宅に配置しても快適に過ごせるサイズを選ぶのがおすすめです。また、スタンディングデスクをどのような用途で使うのかによってサイズを選ぶのも大切です。
たとえば家が狭くて利用用途がパソコン作業のみであれば、コンパクトで手軽に移動できる製品が適しています。パソコンだけでなく書類やガジェット類もデスク上に置きたい方や、快適な作業空間を望んでいる方はサイズの大きい製品がおすすめです。
値段で選ぶ
予算に合わせてデスクを選ぶことも大切です。スタンディングデスクにはさまざまな価格帯がありますが、長期的な使い心地や耐久性を考慮すると少し高めでも品質の良いものを選ぶことが賢明です。
予算内で最高の価値を提供するデスクを見つけることで、投資の価値を最大限に高めることができます。
機能性で選ぶ
昇降機能やキャスター付き、折りたたみ式など自分の作業スタイルに合った機能を持つスタンディングデスクを選ぶことがおすすめです。
たとえば立ち作業と座り作業を交互に行いたい方は昇降機能付きのモデルが適しており、限られたスペースでの使用を考えている場合は折りたたみ式がピッタリです。
このように具体的なニーズに適したモデルを選ぶことがおすすめです。
スタンディングデスクのおすすめ5選
スタンディングデスクのおすすめ製品は下記の通りです。
- 山善ELD-FS/T1000
- Ocitohi スタンディングデスク
- E-WIN 折りたたみ昇降デスク SD58
- 武田コーポレーション スタンディングデスク T0-DSD90VBR
- Flexispot E7 Pro
上記の各内容について詳しく解説します。
山善ELD-FS/T1000
作業環境が割といい感じになってきたので公開します。
— のせっち@爆速納品するエンジニア (@nosecchi01) May 18, 2020
✅Mac:MBP 15inch 2019
✅キーボード:Ankerウルトラスリム Bluetoothキーボード
✅電動スタンディングデスク:山善ELD-FS/T1000
✅イス:DXRACER DXR-BKN
✅ディスプレイ:Acer VG220Qbmiix
✅スマートハブ:Switchbot Hub Mini
ゲーム環境
続く↓ pic.twitter.com/okR3mTCKId
高さを自由に調整できる電動昇降機能を搭載しているスタンディングデスク。1cm単位での細かな高さ調整が可能なので、自身の身長や好みに合った高さで作業できます。
指定した高さを保存できるメモリー機能が付いており、最大4つの高さを保存可能。座るときの高さと立つときの高さをワンタッチで切りかえられるのが魅力です。
静音性に優れているため夜間でも周囲を気にせず使用できるのもおすすめポイント。耐荷重80kgという高い耐久性を持ち、重い物を載せても安定して使えます。
立ち作業と座り作業の双方に利用できるスタンディングデスクを選びたい方におすすめです。
製品の詳細URLはこちら:https://www.amazon.co.jp/dp/B082Q59XPR
Ocitohi スタンディングデスク
身長155~185cmまでの範囲で簡単に高さ調整できるスタンディングデスク。天板のサイズは横45×奥行28cmのコンパクトサイズなので、ノートパソコンとマウスのみのシンプルな作業環境を求めている人にピッタリです。
わずか5分で組み立てが完了し、必要に応じて簡単に収納できるのも特徴のひとつ。重量が約5.43kgなので手軽に場所移動できます。
滑り止めのEVAマットとCNC加工された炭素合金台座を採用しており、デスクの安定性と耐久性に優れています。無垢材を採用したシンプルなデザインにより、どんな空間にも馴染みやすいのが魅力です。
製品の詳細URLはこちら:https://www.amazon.co.jp/dp/B0C1JTQC1Y
E-WIN 折りたたみ昇降デスク SD58
E-WIN 折りたたみ昇降デスク SD58
— ビーベストショップ (@BBEST_jp) April 21, 2023
折り畳み式なので、面倒な組立不要で届いてすぐに使える昇降デスク。キャスターか固定脚をお好みでご利用いただけます。キャスターはストッパー付きで固定も可能です。pic.twitter.com/zwsLqI1SUH
左右のハンドルで8段階の高さに調節できる昇降機能付きのスタンディングデスク。取手を引き上げるだけで簡単に調整できるのが特徴です。
折りたたみ式を採用しており、使わない時はコンパクトに収納できて場所を取らない点も魅力。厚さはたったの11cmなのでクローゼットや押入れにも収納できます。
組立はキャスター(または固定脚)を取り付けるだけで完了するのも特徴のひとつ。使いやすさと収納のしやすさに優れているため、部屋のスペースが限られている方におすすめのモデルです。
製品の詳細URLはこちら:https://www.amazon.co.jp/gp/product/B09NR7MFKN
武田コーポレーション スタンディングデスク T0-DSD90VBR
スチールと木目調の組み合わせが特徴的なヴィンテージスタイルのスタンディングデスク。壁にぴったりと設置できる設計なので、部屋のスペースを最大限活用できるのが特徴です。
天板前方の中央部にコードを通すための凹みが設けられており、コードが邪魔にならずスペースを有効に活用できます。
サイズは奥行45×横90×高さ100cmで重量が8.25kgとコンパクトかつ持ち運びやすいのが魅力。自宅のスペースが限られている方に適しています。
製品の詳細URLはこちら:https://www.amazon.co.jp/dp/B089VP9SGG
Flexispot E7 Pro
効率的な空間利用を可能にするコの字型フレームを採用したスタンディングデスク。デスク下のスペースを有効に使えるので作業効率が向上します。
多機能フルタッチパネルを搭載しており、従来のボタン式よりも素早く直感的な操作が可能です。また、USB端子がパネルの側面に備えられており充電や他の作業を同時に実行できます。
よく利用する高さ保存できるメモリ機能を搭載しており、ワンタッチで簡単に高さ調節できるのがおすすめポイント。サイズは120×60cmから選べるので、仕事と普段使いを併用できる広々とした製品を選びたい方におすすめです。
製品の詳細URLはこちら:https://www.flexispot.jp/e7-pro.html
References
- ^ 公益財団法人 明治安田厚生事業団. 「「座りすぎ」はカラダにもココロにも悪い?」. https://www.my-zaidan.or.jp/health-management/tai-ken/doc/index_04.pdf, (参照 2024-02-05).
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