今日ChatGPTを使っていると下記の画面が表示されました。
ChatGPTより
内容を約すると、チャット欄に「@」を入力するとメンションするGPTを選択でき、チャット上で別のGPTへプロンプトを実行できるようです。
メンションとは主にSNSで特定の人を指定して直接メッセージやコメントを送る方法です。通常はその人の名前の前に「@」記号を付けて利用でき、ChatGPTでは人ではなくGPTを指定できるとのこと。内容を見るだけでかなり便利そうだったので早速試してみました。
ChatGPTのチャット欄でGPTsをメンションする方法
はじめにGPTs以外のチャット欄を開き「@」を入力しましょう。大文字だと反応しないので小文字で入力してください。
ChatGPTより
するとこれまで利用したGPTsが表示されます。GPTsの中からメンションしたいGPTをクリックします。
ChatGPTより
クリックしたGPTがメンションされるので、GPTへ聞きたい内容を入力しましょう。
ここではDX補助金に関する情報をまとめたGPTをメンションしているので、「総務省が実施しているDX補助金の一覧を出してください。」と入力して実行してみます。
ChatGPTより
DX補助金ナビというGPTから該当する情報を引き出せていることがわかります。
ひとつのチャット欄で複数のGPTをメンションできる
DX補助金ナビというGPTを使ったあと、別のGPTをメンションできるのか試してみました。
ChatGPTより
「Tripo3D」というGPTを使って「DX補助金というワードにピッタリな3Dを作ってください。」と入力してみます。
Tripo3DというGPTについては下記の記事でも詳しく解説しています。
入力した結果、作成できた画像が下記の通りです。
ChatGPTより
3D画像の詳細情報に「地方自治体を象徴する和風の建物」と記載されていたため、「DX補助金」以外のワードも含まれているようです。
上記の結果から、ひとつのチャットで2つのGPTを活用できることがわかります。使い方次第ではかなり便利な機能なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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