NVIDIAがデスクトップ上で操作できるAIチャットボット「Chat with RTX」をリリースしました。Chat with RTXはPC内のファイルやYouTubeなどのコンテンツを横断して情報を要約し、検索できるのが特徴。さまざまなファイル形式に対応しています。
利用できる環境が限られており、NVIDIA GeForce RTX 30または40 GPUを搭載したローカルデバイスで動作します。インターネット接続がなくても使用可能で、ユーザーのデータはプライベートに保持されるのが魅力です。
Chat with RTXはカスタムチャットボットにクエリを実行し、関連する回答を迅速に取得できるよう設計されています。
NVIDIA GeForce RTX 30とは
NVIDIA GeForce RTX 30はゲーミングおよびクリエイティブ作業に最適化された最高峰のグラフィックスカードです。このGPUはNVIDIAの進化した第2世代RTXアーキテクチャ「Ampere」を基にしており、リアルなレイトレーシング描写や先進的なAI処理に対応するために新世代のRTコアやTensorコアを装備しています。
通常のノートパソコンでダウンロードしてみた
Chat with RTXの利用環境がNVIDIA GeForce RTX 30または40 GPUを搭載したローカルデバイスとのことでしたが、通常のノートパソコンで行けないものかと思いとりあえずダウンロードしてみました。その結果が下記の通りです。
ChatGPTより
どうやら35GB以上の容量があり、通常のノートパソコンだとローカルへ落とすのに5時間ほどかかるようです。つまり無理ということがわかりました。
Chat with RTXの登場によるローカルアプリケーションの進展
「Chat with RTX」はPC内の複数のデータソースから迅速に情報を抽出し、要約する能力を持ちます。そしてさまざまなファイル形式に対応しておりローカルで動作するため、応答速度が速くてオフラインでも使用可能です。データのプライバシーを重視するユーザーにとって、このようなローカルでのデータ処理は魅力的です。
将来的には「Chat with RTX」のようなAIツールが、個人や企業のデータ管理を大きく変革する可能性があります。オフラインでの高速処理とデータのプライバシー保護は、多くのユーザーにとって魅力的な特徴です。
また、このようなツールは個人的なデータの整理やビジネスにおける情報管理の効率化を図るために広く採用される可能性があります。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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