株式会社アピリッツは、身体データとAIを組み合わせた「フィジカルAI開発支援サービス」の提供を開始しました。
フィジカルAI開発支援サービスが挑む身体知の見える化
スポーツ指導の現場では、コーチが「力を抜いて」「手首を柔らかく」と言葉で伝えても、受け手には伝わりにくいという課題があります。動画に映るのはフォームだけで、「どこに力が入っているか」「どのタイミングで力を抜くか」といった身体の感覚は映像では見えません。
製造業の技能継承においても、同様の問題が存在します。熟練者の「手の使い方」や「力加減のコツ」は動画マニュアルでは表現しきれず、属人的なノウハウとして埋もれてきました。株式会社アピリッツは、こうした「身体知の見えない問題」を解決する手段として、本サービスの提供に踏み切りました。
フィジカルAI開発支援サービスの4つのユースケース
本サービスは、身体データ取得やAI分析、Webおよびアプリ開発を組み合わせ、構想整理からPoC・MVP開発・商用化・グロース支援まで一気通貫で提供します。主な活用領域は以下の4つです。
- スポーツ指導:プロの動きと受講者の力加減をリアルタイム比較し生成AIがコーチング内容を言語化
- ファン体験:推しのモーションデータとユーザーの動きをシンクロ率で比較し参加型体験を構築
- 施設の新収益メニュー化:来場者のフォーム・力加減・上達度を可視化しプレミアムレッスン等へ展開
- 技能継承:熟練技師の手元動作・力加減・タイミングをセンサーでデータ化し暗黙知を言語化
対応領域は、スポーツ指導では野球やゴルフ、ビリヤード、ダンス、テニス等、技能継承では精密加工・溶接・組立・検査等の製造業全般を想定しています。
フィジカルAI開発支援サービスの支援フロー
支援フローは、4フェーズで構成されています。各フェーズの期間と内容は次の通りです。
- Phase 01(2〜4週):対象ユーザーや検証論点を整理し事業構想ドキュメントとPoC設計書を作成
- Phase 02(4〜8週):センサー連携・AI分析・比較表示の最小構成を開発し体験価値と事業仮説を検証
- Phase 03(2〜4ヶ月):スマホアプリ・大型スクリーンUI・管理画面・会員管理・課金基盤まで実装
- Phase 04〜05(継続):実利用データをもとにUX改善・KPIモニタリング・他領域への横展開を支援
PoC設計から商用化後のグロースまでを一貫して担うことで、技術を「事業に変える」ための実装力を提供しました。
フィジカルAI開発支援サービス概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | フィジカルAI開発支援サービス |
| 提供元 | 株式会社アピリッツ |
| 技術基盤 | H2L株式会社のBodySharing技術(筋変位センサー・固有感覚のデジタル化) |
| 関連技術・関連ソリューション | 筋変位センサー「FirstVR」・スポーツ動作解析アプリ「Maaart」 |
| 対応ユースケース | スポーツ指導・ファン体験・施設収益メニュー化・技能継承 |
| 支援範囲 | 構想整理からPoC・MVP開発・商用化・グロース支援まで |
| 所在地 | 〒150-6224 東京都渋谷区桜丘町1番1号 渋谷サクラステージSHIBUYAタワー24階 |
| 設立 | 2000年 7月 |
trends編集部の一言
「力加減」や「筋活動」という身体の感覚をセンサーでデータ化するアプローチは、指導・継承・体験という三つの領域を一つの技術基盤でカバーする点で注目に値します。スポーツDX領域や技能継承市場では、「暗黙知をどう構造化するか」という問いが長年の課題として残ってきました。業界全体としては、身体データを活用したデジタル化という方向性が今後さらに存在感を増すとみられています。
構想整理から商用化・グロースまでを一貫して担う支援フローは、技術の事業化を模索する企業にとって外部パートナー連携の在り方が問われる流れを象徴するものです。玉城 絵美氏が率いるH2L株式会社のBodySharing技術という研究的な裏付けがある点も、マーケティング業界の文脈に置き換えると、フィジカルAI領域への注目が単なるトレンドにとどまらず実装フェーズに移行しつつあることを示す動きと読み取れます。
References
- ^ PR TIMES. 「「フォームより、力加減」──アピリッツ、身体データ×AIで スポーツ指導・ファン体験・技能継承を事業化する 「フィジカルAI開発支援サービス」を開始 | 株式会社アピリッツのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000364.000072985.html, (参照 26-06-13).
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
ITやプログラミングに関するコラム
【Git】remote設定を変更する方法
【VBA】コメントアウトを設定する方法
マークダウンで改行する方法
【CSS】notで複数の件を除外する方法
x86とx64の違いを分かりやすく解説
GitLabとGitHubの違いを解説
パソコンのメモリの目安を用途別に選ぶ方法
Linuxで環境変数を確認する方法
CapsLockキーを解除する方法
UbuntuのIPアドレスを確認する方法
ITやプログラミングに関するニュース
NiCEがエージェント型AIをコアに統合した新CXプラットフォームを発表、大規模組織でのCX運用自律化を実証
鉄建建設がソフトバンクの協力で「てっけんAI-Chat・技術伝承機能」を開発、ベテランの暗黙知を形式知化
日立と九州大学病院が血液悪性腫瘍の鑑別診断支援AI技術を開発、FCMデータ500例以上でAUC 0.9以上を確認
蔵衛門パトロールが提供開始、AIと映像で建設現場の不安全行動を自動検知
MedTech Groupが「チャットHippo(相棒AI)」の実証実験を開始、研修医の診療中の判断不安をAIで解消
ChatSenseが「Notebook」機能のベータ版展開を発表、PDF・社内文書をソースにAIと対話できる新機能
株式会社UpflowのAI商談支援プラットフォームが株式会社ミライロに導入、案件チェック工数を約50%削減
GTFがGTF Thinking Academyに「GTF AI思考エンジン」を実装、8月1日より提供開始
TISが複合感情分析技術を活用した面接評価AIをワールドインテックへ導入、振り返り時間15%削減の可能性を確認
ジンベイ株式会社がGenOCRにスマートフォン撮影対応機能を追加、現場や外出先での即時データ化を実現
