talentbook株式会社は、タレントブック・ストーリーのコンテンツ制作機能「社員インタビューAI」の利用件数が増加し、2025年1月と2026年4月の比較で月間公開本数が約20倍に成長したことを発表しました。
社員インタビューAIがインタビューから公開までの工程を従来比1/8に圧縮
従来のインタビュー・執筆工程では、1記事あたり平均4〜8時間以上を要していました。人事担当者のリソース・ノウハウ不足という構造的な課題に対し、「社員インタビューAI」は、音声入力とAIによるリアルタイム原稿生成を組み合わせ、この工程を従来比1/8に圧縮しています。
インタビュー直後に校閲可能な原稿が完成する仕組みで、2024年12月のリリース以降、採用コンテンツ制作の現場で活用が広がってきました。「社員インタビューAI」は、累計1,200社の支援実績と1万本のインタビュー記事制作ノウハウをもとに開発されたコンテンツ制作機能です。
プロ編集者のインタビュースキルと記事執筆スキルをAI化したもので、タレントブック・ストーリー導入企業向けに提供されています。利用フローはシンプルな3ステップで構成されており、新卒・中途向けなどフォーマットを選択したうえでAIの質問にあわせて音声入力を行うと、取材完了後数分で原稿が完成します。
社員インタビューAIの活用が豊田通商・JCOM・IKKなど各社で拡大
豊田通商株式会社では、リクルーター一人ひとりの想いや人柄を求職者に伝えるという課題に対して「社員インタビューAI」を活用しました。リクルーター50名へのインタビューと記事公開を約1ヶ月で完了し、2026年5月時点での公開本数は77本に達しています。
従来であれば数ヶ月を要するコンテンツ制作プロジェクトを前倒しで実現した形です。年間300万人規模の採用接触を持つ企業においても、このスピード感での記事量産が実現できた事例として注目されています。
JCOM株式会社では、全国拠点への取材派遣に伴う日程調整の負担が課題となっていました。「社員インタビューAI」の導入により、現地だけで完結できる制作フローを確立し、コース別に多様な職種・キャリアの社員インタビューを継続的に発信できる体制を整えました。
2026年5月時点での公開本数は66本で、2026年4月に入社したばかりの26卒社員のインタビュー記事を入社初月のうちに公開した事例も生まれています。導入から運用定着まで20%以上の生産性向上を実現した事例として社内でも評価されています。
アイ・ケイ・ケイホールディングス株式会社では、多様な職種・キャリアをもつ社員のストーリーを効率的にコンテンツ化し、エース社員30名以上が登壇する大規模イベント「IKK EXPO」と連動した採用設計を実現しています。事前に学生へロールモデル社員の記事を送付して期待醸成を行い、イベント後も全登壇社員の記事を配信する独自の活用手法です。
talentbook株式会社と社員インタビューAIの概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会社名 | talentbook株式会社 |
| 代表者 | 大堀 航・大堀 海 |
| 所在地 | 東京都渋谷区渋谷2丁目6-6 COERU渋谷イースト 3F |
| 設立日 | 2014年12月12日 |
| 資本金・資本剰余金 | 5億4,672万円 |
| サービス名 | 社員インタビューAI(タレントブック・ストーリー コンテンツ制作機能) |
| 利用企業支援実績 | 累計1,200社 |
| 記事制作実績 | 1万本 |
| 月間公開本数の成長 | 2025年1月-2026年4月比で約20倍 |
| 工程圧縮率 | 従来比1/8(従来平均4〜8時間以上→大幅短縮) |
| タレントブックシリーズ | タレントブック・ストーリー、タレントブック・キャンパス |
| ウェビナー開催日時 | 2026年6月17日(水)12:00〜12:20 / 2026年6月25日(木)12:00〜12:20 |
| HP | https://talentbook.co.jp |
trends編集部の一言
1記事あたり平均4〜8時間以上かかっていた工程が従来比1/8に圧縮され、2024年12月のリリースから16ヶ月で月間公開本数が約20倍に成長したという数値は、採用コンテンツ制作における構造的変化を端的に示しています。マーケティング・採用広報の業界全体としては、コンテンツ内製化ニーズが高まっており、専門ノウハウをAIに集約して現場担当者が自律的に運用できる仕組みへの移行が業界横断で進みつつある局面です。
リリースから16ヶ月という比較的短期間での定着背景には、「ツールの存在を知っている担当者」と「実際に業務フローへ組み込んで使いこなしている担当者」との間にある大きな差を埋める設計があると読み取れます。豊田通商株式会社が、1ヶ月でリクルーター50名分の記事を公開した事例は、導入定着の難しさが語られがちなAIツール活用における定着事例として、業界全体の動向としても注目されます。また2026年12月に向けたさらなる機能拡張も予定されており、採用コンテンツ制作のAI活用は次のフェーズへ移行しつつあります。
References
- ^ PR TIMES. 「タレントブック・ストーリーの「社員インタビューAI」を利用した公開本数が20倍に成長 | talentbook株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000106.000059284.html, (参照 26-05-22).
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