株式会社Mavericksは2026年4月21日、動画生成AI「NoLang」にYouTubeへの直接投稿を可能にする「YouTube連携機能」を搭載したことを発表しました。
NoLangのYouTube連携機能で動画制作から投稿までを一元化
今回搭載されたYouTube連携機能では、YouTubeアカウント(Googleアカウント)との連携を初回のみ行えば、以降はNoLangの画面上からタイトルや説明文、公開設定を入力してワンクリックで投稿が完了します。NoLangが備える「横型」と「縦型」の動画変換機能を組み合わせることで、通常のYouTube動画(横型・16:9)とYouTube Shorts(縦型・9:16)の両方に対応しています。
従来の動画制作では、生成した動画をダウンロードし、別途YouTube Studioからアップロードする手作業が発生していました。NoLangでは動画生成からフォーマット変換、投稿までを一貫して処理できるため、「ツール間の移動」や「手作業でのアップロード」といった工程を省ける設計です。
企業の動画活用における制作・投稿の課題
PRIZMA社が2025年1月に公開した、マーケティング担当者504名を対象とする調査によると、企業の61.3%がYouTubeを主要な動画配信媒体として利用しています。IT業界では81.5%、製造業でも79.0%と高い活用率を示しており、企業にとってYouTubeは認知拡大の中核チャネルとしての地位を占めている状況です。
- 約40%が「制作費が高い」と回答
- 「作れる人がいない・足りない」も約40%
- 外注費用は1本あたり5万〜30万円が相場
- 発注から納品まで1〜3か月を要するケースも存在
- 投稿時のサムネイル設定や公開設定に手作業が発生
アライドアーキテクツ社が動画施策経験者221名を対象に実施した調査では、「ノウハウがない」や「時間がかかる」も主要な障壁として挙げられています。制作コストを削減できたとしても、投稿作業の負荷が残る限り、配信の継続性やスピードは確保しにくいという課題が背景にあります。
チャンネル運用から教育配信まで想定される活用シーン
本機能は、さまざまなビジネスシーンでの活用が想定されており、代表的なユースケースとして3つの領域が挙げられています。企業のYouTubeチャンネル運用では、製品紹介動画やブランドストーリー動画の定期投稿における工数削減が見込まれ、横型・縦型変換機能と組み合わせて1つのコンテンツから複数フォーマットへ展開できる点が強みです。
- チャンネル運用の定期投稿を効率化
- 速報性のあるニュース・情報発信に対応
- 「限定公開」設定で教育・研修コンテンツを配信
- YouTube Studioの分析機能で視聴状況を把握
YouTube連携はNoLangのSNS連携機能の一部として提供されており、YouTubeに加えてInstagramやTikTok、Threads、Facebookページへの投稿にも対応しています。生成した動画を複数のプラットフォームへ展開できるため、マルチチャネルでの動画配信を一元管理できる構成です。
NoLangのYouTube連携機能と対応プランの概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 機能名 | YouTube連携機能 |
| 提供元 | 株式会社Mavericks |
| 対象プラン | Premiumプラン・法人プラン |
| 対応フォーマット | 横型(16:9)・縦型(9:16) |
| SNS連携対応先 | YouTube、Instagram、TikTok、Threads、Facebookページ |
| 登録ユーザー数 | 20万人(2026年4月時点) |
| 法人導入社数 | 100社突破 |
trends編集部の一言
動画の「生成」と「投稿」が別々のツールに分断されている問題は、SNS向けの短尺コンテンツを作るたびに感じる摩擦でした。NoLangのYouTube連携機能は、生成からフォーマット変換、投稿までを1つの画面で完結させる設計で、定期的にチャンネル運用を回している企業の担当者にとっては導線が変わりそうです。
横型・縦型の変換から、複数SNSへの同時展開まで対応している点は、限られたリソースでマルチチャネル運用を求められる担当者にとって実務的な価値が高いと感じます。Premiumプランもしくは法人プランが前提となるため、導入を検討する際には自社の配信頻度やチャネル数と照らし合わせて、費用対効果を見極めることが判断のポイントです。
References
- ^ PR TIMES. 「株式会社Mavericksは、動画生成AI「NoLang」にYouTube連携機能を搭載。動画の生成から投稿までをワンストップで完結し、企業のチャンネル運用工数を大幅削減 | 株式会社Mavericksのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000127.000129953.html, (参照 26-04-22).
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