COMPASSのAI型教材「キュビナ」が岡山県浅口市の全小中学校9校で正式採用、約2,000人が利用開始
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株式会社COMPASSは2026年4月16日、学習eポータル+AI型教材「キュビナ」が岡山県浅口市の全市立小中義務教育学校9校で正式採用されたことを発表しました。
浅口市が掲げる教育方針とキュビナ導入の背景
浅口市では、教育行政の基本方針の1つである「幼児教育・学校教育の充実」のもと、「確かな学力向上の推進」および「デジタル社会に対応した教育の充実」を基本事業に据えています。GIGAスクール構想による1人1台端末の活用を進める中で、習熟度に合わせた学習支援を日常的に行う手段として、キュビナが選定されました。
導入にあたっては、学習履歴の活用による実態に即した学習支援や、家庭学習などでの活用による学習時間の増加も、目的として掲げられています。加えて、教職員の負担軽減による働き方改革の推進も視野に含まれており、学習データの利活用や業務負荷軽減につながる、教員向け機能への期待が寄せられています。
キュビナの主な機能と導入で期待される効果
キュビナは、AIが児童生徒一人ひとりの理解度や学習状況を分析し、最適な問題を出題するアダプティブラーニング教材です。浅口市教育委員会は「キラリと光る未来プロジェクト」の一環として、採用を決定しており、注目すべき機能と期待される効果は次の4点です。
- AIによる習熟度別の出題
- 自動採点機能
- 学習状況を集計するダッシュボード
- 見取り支援・演習問題配信機能
自動採点やダッシュボード機能によって、教員がこれまで多くの時間を費やしてきた業務を効率化し、児童生徒への個別支援に充てる時間を確保できる点が特長です。授業内容の質の向上と教員の働き方改革の両立が期待されています。
キュビナの概要と導入実績
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | 学習eポータル+AI型教材「キュビナ」 |
| 提供元 | 株式会社COMPASS |
| 対象校 | 浅口市全市立小中義務教育学校9校 |
| 利用者数 | 約2,000人 |
| 導入自治体数 | 全国170以上 |
| 対応教科 | 小中5教科 |
| 搭載問題数 | 10万問以上 |
| 受賞歴 | 日本e-learning大賞 経済産業大臣賞、グッドデザイン賞 |
trends編集部の一言
自治体単位で全校一斉にAI型教材を導入する事例は増えつつありますが、今回の浅口市のケースでは、「学力定着」と「教員の働き方改革」の両方を、明確な導入目的として掲げている点が印象的でした。教育現場でも採点やデータ集計といった定型業務をAIに任せることによって、本来注力すべき個別指導の時間を生み出すという構図は、業種を問わず共通する考え方だと感じます。
小中5教科で10万問以上を搭載し、全国170以上の自治体で利用されているという実績は、教育担当者が導入を検討する際の判断材料になりそうです。教育DXの推進に携わる方や、ICT活用による業務効率化の事例を探している自治体職員にとっては、導入目的の設計から活用範囲の設定まで、参考にできる部分が多い発表ではないでしょうか。
References
- ^ PR TIMES. 「学習eポータル+AI型教材「キュビナ」、岡山県浅口市で正式採用 〜市内の全小中義務教育学校9校へ導入、約2,000人が利用〜 | 株式会社COMPASSのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000242.000024557.html, (参照 26-04-16).
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