【時間がない人向け】記事の3行要約
- Microsoft Graph callRecords APIの新機能が発表された
- 通話記録のリスト化とフィルタリングが可能になる
- 参加者と主催者の情報がより詳細に提供される
Microsoft Graph API、通話記録機能の大幅強化
2024年1月22日、MicrosoftはMicrosoft Graph callRecords APIの新機能を発表した。[1]
これらの新機能は、開発者が通話記録にアクセスする方法を簡素化し拡張することを目的としている。
Microsoft TeamsやSkype for Businessを使用する際の通話やオンライン会議に関する使用状況や診断情報を提供する。
新しい「List」メソッドにより、組織の利用可能な全ての通話記録をリスト化することが可能になった。
返されるリストは$filterパラメータを使用してフィルタリングし、特定の検索基準に関連する記録のみを返すことができる。
また、通話参加者と主催者に関する2つの新しいオブジェクト、participants_v2とorganizer_v2が導入された。
これらの新オブジェクトはユーザーのUser Principal Nameを含むことで、ユーザーの身元に関する追加のコンテキストを提供する。
trends編集部「K」の一言
このアップデートは、特に大規模な会議や複数の通話記録を管理する必要がある組織にとって重要であり、新機能により特定の参加者や時間範囲に関連する通話記録の追跡と分析が容易になるだろう。
しかし、これらの新機能がデータのプライバシーやセキュリティにどのような影響を与えるかは、今後の注目点である。
今後Microsoftはこれらの新機能をさらに発展させ、ユーザーのニーズに応える新たな機能を追加することが期待される。
References
- ^ .NET Blog. 「New Microsoft Graph callRecords API capabilities」. https://devblogs.microsoft.com/microsoft365dev/new-microsoft-graph-callrecords-api-capabilities/, (参照 24-01-25).
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