記事の3行要約
- Firefox 122.0が検索提案の画像・説明表示をサポート
- 翻訳機能の品質向上、安定したウェブページ翻訳を実現
- iCloud Keychainに保存されたパスキーの作成・使用が可能に
Firefox 122.0の新機能とセキュリティ強化
2024年1月23日、MozillaはFirefoxの新バージョン122.0をリリースした。[1]
このバージョンでは、検索エンジンから提供される画像や説明を検索提案に表示する機能が追加された。
翻訳機能も改善され、ウェブページの翻訳結果がより安定し、ページ内容の消失やインタラクティブウィジェットの破損を防ぐ。
macOSではiCloud Keychainに保存されたパスキーを作成し、使用するサポートが導入された。
ウェブ開発関連情報を検索するユーザーには、MDN Web Docsの記事提案がアドレスバーで利用可能になる。
Webコンテンツの行分割ルールがUnicode標準に準拠し、東アジア・東南アジアのユーザーには言語に応じた適切な単語選択が可能になった。
Linuxユーザー向けにはUbuntuやDebian、Linux Mintで使用できる新しい.debパッケージが提供される。
Firefox 122.0の開発者向け改善とウェブプラットフォームの進化
開発者向けの改善として、Inspector Rulesビューでのキーボードナビゲーションが修正された。
offset-positionプロパティのサポートやoffset-path CSSプロパティへのray()、basic-shape、coord-boxのサポートを追加。
SVG viewBox属性をSMILアニメーションでアニメートするサポートも導入されたり、select要素内でhrをサポートしウェブサイトは簡単にセパレータを使用できるようになったりした。
showPickerメソッドがselect要素でサポートされ、JavaScriptを使用してドロップダウン動作をトリガーできる。
未知のスキームに対するフォールバックURLパーサーがDefaultURIに変更され、仕様の遵守とウェブ互換性が向上した。
trends編集部「K」の一言
Firefox 122.0のリリースは、ブラウザのユーザビリティとセキュリティの向上を示している。
特に、検索提案の画像表示や翻訳機能の改善は、ユーザー体験の向上に大きく貢献するだろう。
しかし、新機能の導入により、将来的にはパフォーマンスの問題や新たなセキュリティリスクが生じる可能性がある。
また、開発者向けの改善はウェブ開発の効率化と革新を促進するが、新しい技術の習得には時間と努力が必要になるだろう。
References
- ^ mozilla. 「Firefox 122.0, See All New Features, Updates and Fixes」. https://www.mozilla.org/en-US/firefox/122.0/releasenotes/, (参照 24-01-25).
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