Meta(旧称Facebook社)がテキストベースの会話ができる新コミュニティサービス「Threads(スレッズ)」をツイッター(Twitter)と競合するアプリとして発表するという噂が何カ月にもわたりニュースでよく目にしてたが、ついに日本のアプリストアに登場しました。
trends.編集部の筆者がインストールするまでの背景からThreadsについてご紹介します。
5日から6日1時では"利用要件を満たしていない"でアクセスできず
筆者はmixi時代より目新しいSNSが発表されたらとりあえず登録してみるのが趣味でもあり、今回のMeta社がTwitterを意識したThreadsについて発表したころよりチェックしていたため、事前予約の申請はすでに済ませていました。
5日の23時時点でAppleストアより、添付画像のようなメールが送られてきたので、心躍らせながら早速アクセスはアクセス過多なのかまだDLができなかったため、次の日に向けて仕事の準備を進め気づくと24時を超えて日付をまたいでいたため早速「Appを表示」をクリック。
iOSのAppストア内にあるThreadsのアプリ画面に遷移し、さっそく「開く」ボタンを続いて選択。するとポップアップで「許可がありません<あなたのアカウントはThreadsの利用要件を満たしていません。別のアカウントでログインしてください。>」との表示が。
確かに完全プライベートなアカウントであるため、「フォロワー数?的なことか。いや、でもそんなアナウンス事前になかったし…打倒Twitterならそんな制約 つけてもブランディングとしてもどうなんだろう…」など小言をいいながら9000人フォロワーがいるインスタグラムに切り替えてみても同じポップアップが。
フォロワー数が1万人以上とかストーリーのリンクの制約とかあったから、また1万人以上とかの制約かと思いつつ、知り合いのインフルエンサーもThreadsを事前予約をしている友人へ連絡してみたものの、3万人弱のフォロワーを有するアカウントでもダメだったとのこと。完全にバグかなと思いつつ、いったん床につくことに。
Meta社がリリースした新アプリ「Threads」とは?
ここで先にそもそも「Threads」が何かについて紹介します。ThreadsはMeta社のInstagramチームが開発した新しいアプリ「Threads」をリリースしたアプリです。Threadsはテキストを共有し、公開の会話に参加するためのアプリで、リアルタイムのアップデートと公開の会話のための新しい、別のスペースを提供します。Threadsは、Instagramが得意とするものをテキストに拡大し、アイデアを表現するためのポジティブで創造的なスペースを作り出すことを目指しています。
Threadsの特徴
簡単にTreadsの特徴をご紹介します。
- Instagramアカウントを使用してログインするだけで簡単に始めることができます。Instagramのユーザーネームと認証が引き継がれ、Threads専用のプロフィールをカスタマイズするオプションがあります。
- Threadsのフィードには、フォローしている人々によって投稿されたスレッドと、まだ発見していない新しいクリエイターからの推奨コンテンツが含まれます。投稿は最大500文字までで、リンク、写真、最大5分までのビデオを含めることができます。
- Threadsには、ポジティブで生産的な会話を可能にするツールが組み込まれています。Threads内で誰があなたにメンションしたり、あなたに返信したりできるかを制御することができます。
Twitterとの関連性
最近のTwitterの状況を考えると、ThreadsのリリースはTwitterに対する競争力を持つ可能性があり、今回リリースを少し前倒したこともTwitterの最近話題となっているユーザーが見ることができるツイートの数に制限を設けるなど、一連の変更を行っており、その結果、プラットフォームの使用が困難になっていることが影響しているのでは?とも言われています。
また、TwitterのオンラインダッシュボードであるTweetDeckの使用には認証が必要になるという新たな制限も発表されており、Twitter離れが加速することが懸念される声があがっています。
これらの変更により、Twitterのユーザーは他のプラットフォームを探す可能性があり、その中にはThreadsも含まれるでしょう。Threadsは、ユーザーが自分の興味に合わせてコンテンツをカスタマイズし、より制御された会話を持つことを可能にするため、Twitterのユーザーにとって魅力的な選択肢となる可能性があります。
【Treads導入編】6日8時時点ではThreadsの利用は問題なく行えるように
6日、すっかりThreadsのことを忘れていたなか、8時過ぎに思い出したため、ダメ元で試してみるとすんなりとログインすることが可能に。昨夜に切り替えたアカウントのままだったため、フォロワー数があまりいない個人アカウントに切り替えてみてもログインすることに成功した。
Threads登録ステップ
Treadsの登録ステップとして、すでにインスタグラムのアカウントを持っていることが条件となりますが、下記の横にフリックできる画像一覧の左から、「Threadsと紐づけてアカウントを作りたいインスタグラムのアカウントを選択」、次に「Threadsに参加するを選択」。続いて「プッシュ通知の可否を選択」すると「Treadsのフィードページが表示される」という手順となります。
アカウントの切り替えはトップで行うようで、インスタグラムのアカウントに紐づきThreadsのアカウントを新規で作ることができる仕様。
以下にステップで紹介しているが、プロフィール画面などインスタグラム風なインターフェースはあるものの、Twitterに酷似している点が多い印象を受けた。
Threadsのコンセプト?紹介文をみるとTwtterの用途に酷似している
ThreadsのAppleストアに書かれたコンセプトのような紹介文を見ると、Twitterの使用用途を代替する機能性を強調しているようにも見える。
「Threadsは、あなたが今気になっているトピックから明日のトレンドまで、あらゆることを話し合うコミュニティが集まる場所です。あなたの興味が何であれ、お気に入りのクリエイターや同じものを愛する人たちをフォローして直接つながったり、自分の忠実なフォロワーを作ってアイデアや意見、創造性を世界と共有したりすることができます」
出典:「Threads, an Instagram app」をApp Storeで
アプリの初期ユーザーとしてはすでに海外セレブや日本国内でも影響力がある芸能人やインフルエンサーがアクティブなアカウントを持っていることが確認できています。
利用者数は開始2時間でなんと200万人を突破したとの報道があるものの、おそらくこの数値は全世界での数のため、Twitterを利用する人口が世界的にも多い日本国内がこれから制約が増えているTwitterと新たなTwitterに酷似したTreadsを利用していくのか、今後のTwitterとTreadsの動向が注目されています。
筆者そてはTreadsの動向と同じくらい、米大物起業家2人の戦いとして話題になっているTwitterを買収した起業家の「イーロン マスク」とMeta社 CEOである「マーク ザッカーバーグ」の金網マッチが本当に行われるのか?も気になります。
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