スプレッドシートのDISC関数とは
DISC関数は、購入価格に基づいて証券の割引率を算出するための金融計算機能です。この関数は、特に短期証券や国債などの金融商品における投資収益率の評価に使用されます。
基本構文はDISC(受渡日, 満期, 価格, 償還額, [日数の計算方法])の形式で記述され、5つのパラメータを設定することで正確な割引率を計算します。英名ではDiscount Functionと呼ばれており、証券投資の収益性分析において重要な役割を果たしています。
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DISC関数の基本パラメータ設定
DISC関数の第1パラメータである受渡日は、証券が購入者に引き渡される実際の日付を指定し、DATE関数を使用して正確な日付形式で入力します。第2パラメータの満期は、証券が額面価格で償還される終了日を設定し、これも同様にDATE関数による日付入力が必要です。
DISC(DATE(2023,1,15), DATE(2023,12,31), 950, 1000, 1)
第3パラメータの価格は証券の購入金額を数値で入力し、第4パラメータの償還額は満期時の償還価値を指定します。第5パラメータの日数計算方法は省略可能ですが、0から4の数値で異なる計算基準を選択できます。
日数計算方法の種類と活用場面
日数計算方法のパラメータ0は米国証券業協会の30/360基準を採用し、月を30日、年を360日として計算を行います。パラメータ1は実際日数/実際日数方式で、米国財務省証券の計算に使用される最も正確な計算方法です。
DISC(A2, B2, C2, D2, 2)
パラメータ2は実際日数/360日方式、パラメータ3は実際日数/365日方式を採用し、異なる金融市場の慣行に対応しています。パラメータ4はヨーロッパの30/360基準で、欧州の金融取引における標準的な計算方法として使用されます。
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