株式会社ティービーアイは、新市場開拓の加速と営業体制の強化を目的に、映像セキュリティ分野におけるフィジカルAIの社会実装を推進する営業特化型の新会社「エーアイリンク株式会社」を設立しました。
エーアイリンク株式会社の設立背景と目的
近年、映像や音声、認証技術などを活用した現場運用の高度化ニーズが拡大しています。こうした環境に対応するため、TBEではフィジカルAIを軸に、現場課題への提案力強化や新規商材の展開を進めてきました。AILの設立により、これらの技術の社会実装をさらに推進するとともに、変化する市場環境や顧客の要望へ迅速に対応できる、機動性の高い営業体制の構築を目指します。
新会社の設立は、新市場開拓の加速と営業体制の強化が主な目的です。TBEが培ってきた信頼を背景に、営業の機動性と安定したサービス提供の両立を図る体制として設計されました。
エーアイリンク株式会社が担う事業と役割分担
AILは、監視カメラ機器販売に加え、フィジカルAI(映像や音声、認証技術など)を中核とした各種技術を組み合わせます。顧客ごとの課題に応じたソリューション提案を行う営業機能を担います。具体的な提案領域は以下の3点です。
- 監視・入退室管理の高度化
- 業務オペレーションの効率化・省人化
- 現場全体の運用最適化
一方、顧客との契約や施工、保守などの機能は引き続きTBEが担います。AILが営業の機動力を発揮しつつ、TBEが安定したサービス提供を支える分業体制です。
エーアイリンク株式会社の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会社名 | エーアイリンク株式会社 |
| 所在地 | 東京都江東区東陽3丁目7-13 |
| 事業開始 | 2026年7月1日 |
| 資本金 | 1億円(TBE 100%出資) |
| 代表者 | 代表取締役社長 宮牧秀宇 |
| 事業内容 | システムインテグレーション事業・クリエイティブ事業に関連する営業代行業務 |
| 親会社 | 株式会社ティービーアイ(東京都中央区) |
| グループ | 東京貿易ホールディングス株式会社傘下・16事業会社・合計17会社構成 |
| 創業 | 1947年(東京貿易グループ、創業から78周年) |
trends編集部の一言
フィジカルAIという言葉が注目されるなかで、映像セキュリティ分野に特化した営業会社を切り出すという設計は、業界全体として「技術の社会実装」と「現場への提案力」を分けて考える動きとして読み取れます。マーケティングの現場でも、ツールの導入と現場への定着支援を別チームが担う体制への関心が高まっており、同様の構造として捉えると、興味深い事例です。
「営業はAILが担い、契約や施工、保守はTBEが担う」という分業は、専門性の高い事業領域において、機動力と安定性を両立させる手法として注目されます。マーケティング業界の文脈に置き換えると、代理店機能と運用機能を分離する体制に近く、こうした組織設計の事例として、検討する価値があるでしょう。
References
- ^ PR TIMES. 「映像セキュリティ分野におけるフィジカルAIの社会実装を支援する 新会社「エーアイリンク株式会社」を設立 | 東京貿易ホールディングス株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000199.000098548.html, (参照 26-07-02).
