ゼンフォース株式会社は、サークレイス株式会社とSalesforce領域における包括的な提携を開始しました。
Salesforce市場全体をカバーする提携の背景
サークレイス株式会社は、「Beyond AI」を掲げ、AIとデータで企業の成長を支援するITサービス企業です。大企業向けのSalesforceコンサルティングで豊富な実績を積み重ねてきました。
ゼンフォース株式会社は、中堅・中小企業向けにSalesforceの導入・運用を支援する専門パートナーです。要件定義から運用定着までをワンストップで支援し、これまでに約200社のSalesforce活用を支えてきました。
両社は、大企業向けと中堅・中小企業向けという異なる強みを補完し合うことによって、様々な規模・業界の企業に対するSalesforce導入支援体制を強化します。ゼンフォース株式会社は中小企業領域で、サークレイス株式会社はエンタープライズ領域で、それぞれNo.1を目指す方針です。
サークレイスとゼンフォースが進める3つのシナジー
両社の提携は、次の3つの領域でシナジーを生み出す設計です。具体的には、以下の3点です。
- 大企業・中小企業を横断する市場補完
- 商談創出から定着支援までの営業シナジー
- PMやSEの相互アサインによる人材シナジー
市場補完では、サークレイス株式会社が持つ600社超の大企業向け導入実績と、ゼンフォース株式会社が持つ200社超の中小企業向け支援実績を融合し、中小企業から大企業まで包括的でシームレスな支援体制を構築します。既に7件の共同プロジェクトが進行しており、両社は知見の共有と生産性向上に取り組んでいます。
営業シナジーでは、営業共同プログラムを新設し、商談創出から成約、受注後の活用定着までを一貫して支援する体制です。両社の導入・運用経験を活かした業種特化型テンプレートの共同開発も進め、幅広い業界のニーズに対応していく方針です。
人材シナジーでは、両社が強みを持つ領域に精通したプロジェクトマネージャー(PM)やシステムエンジニア(SE)を相互にクロスアサインし、プロジェクトの品質と効率を高めます。統合された人材育成プログラムによって、案件増加に伴う稼働率向上と収益性改善も目指す狙いです。
サークレイスとゼンフォースのAIエージェント共同事業とグローバル展開
両社は既に、AIエージェントの共同タスクフォースを立ち上げています。問い合わせの即時対応や提案業務の効率化を通じて、顧客体験の向上とオペレーション効率化を目指す取り組みです。サークレイス株式会社が持つ大企業向けの知見と、ゼンフォース株式会社が培ってきた中小企業向けのノウハウを融合し、AI領域におけるグローバルリーダーを目指します。
長期的には、アジア市場を中心とした海外展開も視野に入れています。サークレイス株式会社が持つグローバルネットワークと、ゼンフォース株式会社の柔軟でスピーディな支援体制を掛け合わせ、世界的なSalesforce経済圏の拡大にも取り組んでいく方針です。
サークレイス株式会社の代表取締役会長兼社長を務める佐藤 スコット氏は、「今回の提携により、Salesforce領域における提供価値を一段引き上げられると確信しています。両社の強みを掛け合わせることによって、AI時代における企業変革をより実効性の高い形で支援してまいります」とコメントしています。
ゼンフォース株式会社の代表取締役/CEOを務める荻野 嶺氏は、「サークレイスとZENFORCEの提携は理想的なワンチーム体制です。共同プロジェクトで既に得た知見を横展開し、中小から大企業まで一気通貫で成果を創出します」と述べています。
サークレイスとゼンフォースの提携概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提携企業 | サークレイス株式会社(circlace Inc) ゼンフォース株式会社 |
| 代表者 | 代表取締役会長兼社長 佐藤 スコット氏(サークレイス株式会社) 代表取締役/CEO 荻野 嶺氏(ゼンフォース株式会社) |
| 提携内容 | Salesforce領域における包括的提携、AIエージェント共同事業 |
| 大企業向け導入実績 | 600社超(サークレイス株式会社) |
| 中小企業向け支援実績 | 200社超・約200社(ゼンフォース株式会社) |
| 共同プロジェクト件数 | 7件 |
| サークレイス株式会社 設立 | 2012年11月 |
| ゼンフォース株式会社 設立 | 2020年12月 |
| サークレイス株式会社 上場 | 2022年4月 東京証券取引所グロース市場 |
trends編集部の一言
大企業向けに600社超、中小企業向けに200社超という支援実績を持つ両社が手を組んだという事実は、Salesforce市場の裾野の広さを改めて感じさせます。マーケティングの現場でも、大手企業向けの支援体制と中小企業向けの支援体制は別物として、語られることが多く、両者を横断する提携は業界を問わず注目に値する動きではないでしょうか。
AIエージェントの共同タスクフォースという表現にも目を引かれました。マーケティングの現場でも、問い合わせ対応や提案業務にAIエージェントを組み込む動きが広がりつつあり、企業間で知見を持ち寄りながらAIソリューションを磨いていくアプローチは、業界全体の動向としても注目される取り組みです。
References
- ^ PR TIMES. 「サークレイスとゼンフォース、Salesforce領域で包括的提携を開始」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000087.000071975.html, (参照 26-07-12).
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