TechSuite株式会社は、AI検索最適化(AIO/LLMO/GEO)支援サービス「AI検索パートナーズ」をtripla株式会社へ提供開始しました。
AI検索パートナーズをtripla株式会社が導入した背景
triplaは、宿泊業界に特化したSaaS型ITソリューションを提供する企業です。AIチャットボット「tripla Bot」や予約エンジン「tripla Book」など、宿泊施設の自社予約比率向上を支援する複数のサービスを展開しています。
tripla株式会社代表取締役CEO 高橋和久氏は、導入の背景について、次のように語っています。「ユーザーが情報を探すときの行動そのものが変わってきている」として、検索エンジンで複数サイトを比較する従来型の行動から、ChatGPTのようなAIに直接質問して、その回答をそのまま受け取る流れが急速に広がってきたと指摘しました。AI検索のシェアが従来の一般的な検索のシェアを上回るほどに伸びてきていると捉えているとして、「これまでのSEO対策だけでは、AIが返す回答の中で自社が言及・引用されない限り、ユーザーとの接点を失ってしまうリスクがある」と判断し、導入を決めたと述べています。
TechSuiteはこれまで、生成AIを活用したSEO記事執筆サービス「バクヤスAI 記事代行」を通じて、triplaのオウンドメディアにおけるSEOコンテンツマーケティング施策を支援してきました。今回はその取り組みに加え、AI検索における認知拡大を目的として、新たに「AI検索パートナーズ」を導入した形です。高橋和久氏は選定理由について、「SEO対策とAI検索対策はある程度地続きの関係にある」として、これまでの信頼実績をもとに、一貫した最適化を進められると判断したと説明しました。
「AI検索パートナーズ」の支援メニューと初期レポートの評価
導入後の初期施策として納品された「初期包括レポート」では、現状のAI検索における言及・引用状況を可視化し、具体的な対策方針がまとめられています。支援メニューは以下の5つです。
- 戦略策定・定例振り返り:現状のAI検索における自社の見え方を可視化し、対策ロードマップを策定
- 内部コンテンツ対策:自社サイト・オウンドメディアのコンテンツをAI検索で引用されやすい形に整備
- 内部技術対策:構造化データの実装やサイト構造の改善など技術面の最適化
- 外部評価対策:第三者メディアでの言及・評価を最適化しAI回答での信頼性を向上
- オウンドメディアの立上げ:AI検索対策の武器となるオウンドメディアの構築・運用を支援
高橋和久氏は「漠然と対策が必要そうだと感じていた状態から、具体的にここが弱いという解像度に一気に引き上げてもらえた」と評価しています。「ホームページのこういうところを変えた方がよい」「こういう記事を書いた方がよい」という具体的なアクションプランのレベルまで落とし込まれていた点が、特に有効だったと述べました。
AI検索パートナーズおよびtripla株式会社の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | TechSuite株式会社 |
| サービス名 | AI検索パートナーズ |
| サービス種別 | AI検索最適化(AIO/LLMO/GEO)支援サービス |
| 支援対象 | ChatGPTやGemini、Perplexityなど生成AI検索への対応 |
| 施策の2軸 | ブランド言及(AI回答に自社名が登場)・メディア引用(自社サイトが引用元として採用) |
| 対象層 | 潜在層・比較検討層・最終選定層の3層 |
| サービスURL | https://ai-search.techsuite.co.jp/ |
| 導入企業 | tripla株式会社 |
| tripla 事業内容 | 宿泊業界特化SaaS型ITソリューション(tripla Bot・tripla Book・tripla Connect・tripla Boost・tripla Link) |
| tripla 上場市場 | 東京証券取引所グロース市場 |
| tripla 会社URL | https://tripla.io/ |
trends編集部の一言
「AI回答の中に自社が登場しなければ、検討の土俵にすら上がれない」という高橋和久氏の言葉は、BtoBマーケティングの文脈でも実感として響きます。マーケティング業界全体としては、製品比較や情報収集の起点がAIへと移行しつつあり、生成AI検索での露出をいかに確保するかが業界横断の共通課題として広がりつつあるのではないでしょうか。
SEO対策とAI検索対策を「地続きの関係」と捉え、既存のコンテンツ資産を活用しながら最適化を進めるアプローチは、リソースを新規に大きく確保しなくても着手できる手法として、業界全体としても関心が高まっています。潜在層や比較検討層、最終選定層の3層に分けた施策設計は、ファネル思考に慣れたマーケターにとっても整理しやすい構成です。
References
- ^ PR TIMES. 「【TechSuite株式会社】tripla株式会社様に「AI検索パートナーズ」を提供開始。AI検索時代を見据え、宿泊業界特化SaaSの認知拡大に向けたAI検索対策(AIO/LLMO/GEO)を推進 | TechSuite株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000138.000118298.html, (参照 26-06-09).
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