株式会社プロシーズは、オンライン研修プラットフォーム「LearningWare」において、AIを活用したテスト問題の「問題自動作成機能」の提供を開始しました。
LearningWareのAIによる問題自動生成の仕組みと特長
「問題自動作成機能」は、PDFやWordなどの既存の講義資料をアップロードするか、テキストでプロンプト(指示文)を入力すると、AIがその内容を解析して重要ポイントを抽出します。抽出された内容をもとにテスト問題を自動的に生成・登録する仕組みで、一から問題を考案する必要がなくなるため、制作時間とシステム登録にかかる時間をまとめて短縮することが可能です。
出題形式は、単一選択や複数選択、記述式の3形式に対応しています。選択肢の数や正解数、難易度の調整も可能で、正解だけではなく「ヒント」や「解説」も同時に生成できます。これにより、受講者の理解を深める質の高いテストを容易に構築できました。
本登録前にプロンプトや条件を確認・微調整できる「シミュレーション作成」機能も搭載されています。生成結果を確認しながら調整を重ねることで、管理者が意図した通りの問題を仕上げられる点が特長です。なお、本機能の利用には「ChatGPT連携オプション」の契約が必要です。
LearningWare「問題自動作成機能」の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | 株式会社プロシーズ |
| 代表取締役 | 花田 隆典氏 |
| 対象サービス | LearningWare(eラーニングシステム) |
| 機能名 | 問題自動作成機能 |
| 対応入力形式 | PDF・Word等の講義資料アップロード、またはテキストプロンプト入力 |
| 対応出題形式 | 単一選択・複数選択・記述式 |
| 主な機能 | 問題・選択肢・ヒント・解説の自動生成 シミュレーション作成(本登録前の確認・調整) 難易度・選択肢数・正解数のカスタマイズ |
| 利用条件 | ChatGPT連携オプションの契約が必要 |
| LearningWare利用者累計 | 400万人超(4,000,000人以上)/株式会社プロシーズ導入実績4,200社以上 |
| 大阪本社所在地 | 大阪府吹田市広芝町10番25号 第2池上ビル1階 |
trends編集部の一言
利用者累計400万人超・4,200社以上の導入実績を持つLMS(学習管理システム)が、AIによる問題自動作成に踏み出したことは、企業内教育の現場にとって見逃せない動きです。設問作成の負荷は、多くの企業で課題になりやすい領域であり、業界全体としても「教育担当者が設問考案に費やす工数をどう圧縮するか」というテーマは継続的に語られてきました。
「資料をアップロードするだけでヒントや解説まで生成される」という設計は、教育担当者が本来注力すべき内容の企画や受講者のフォローに時間を使えるようになるという点で、業界を問わず共感を呼びやすい発表でした。シミュレーション作成で生成結果を確認してから本登録できる設計も、現場での運用ハードルを下げる工夫として注目されます。
生成AIを活用したコンテンツ作成は、マーケティング領域でもホワイトペーパーや記事の草案生成などで急速に広がっています。「人が考案していた工程をどこまでAIに委ねるか」という問いは、教育に限らず、多くの現場が直面しているテーマです。今後の機能拡張の方向性にも、業界全体の関心が集まりそうです。
References
- ^ PR TIMES. 「eラーニングシステムLearningWareが、AIによる「問題自動作成機能」を提供開始。 教材作成の工数を大幅削減 | 株式会社プロシーズのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000025338.html, (参照 26-05-21).
