株式会社九地良は2026年5月13日、AIを活用して業務プロセスの記録・可視化から自動化候補の整理、業務再設計の提案まで支援する業務見える化ソリューション「くじらWorkRec(ワークレック)」の提供を開始しました。
見えない業務をAIが可視化して自動化への第一歩を支援
「くじらWorkRec(ワークレック)」は、社員のPC上での業務内容を継続的に記録・分析し、組織全体の業務実態を可視化するサービスです。これまで属人化していた業務や誰がどの作業にどれだけ時間をかけているかといった情報を、AIが自動で分類・集計します。
自動化の候補となる業務を優先順位とともにリストアップし、レポートとして納品するまでをワンストップで提供する設計です。オフィス勤務だけではなく、テレワーク・リモートワークを導入している企業にも対応しており、業務基盤を整えたい組織に向けたソリューションとして位置づけられています。
AIによる業務見える化の4ステップと主な機能
同サービスはPC業務の自動記録からローカル保存、AI分析による部署横断の業務棚卸し、自動化候補リストや業務マニュアル・フロー図の自動生成まで、4ステップで構成されています。記録データは外部サーバーに送信せず、顧客の管理下で運用できるセキュアな設計を採用しました。
主な機能は次の4点です。
- 合意形成を重視した導入プロセス(就業規則改定ひな形・社員向け説明動画を提供)
- 自動化候補の自動抽出(業務フロー・所要時間・反復パターンをリスト化)
- 経営層向けダッシュボード(日別・時間帯別傾向、使用アプリ、社員別ランキング等を可視化)
- 業務再設計の提案(組織全体の業務再設計まで一気通貫でサポート)
解析対象は匿名化処理を施した要約データのみとしており、個人情報・秘匿情報の取り扱いに配慮した設計を採用しています。経理、人事、総務、労務、受付、営業事務、カスタマーサポートなど、ホワイトカラー業務全般での活用を想定しています。
くじらWorkRec(ワークレック)サービス概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | くじらWorkRec(ワークレック) |
| 提供元 | 株式会社九地良 |
| 所在地 | 大阪市西区 |
| 提供開始日 | 2026年5月13日 |
| サービスカテゴリ | 業務見える化ソリューション |
| 想定規模 | 事務職25〜30名 |
| 削減ポテンシャル | 年間最大7,200万円(シミュレーション値) |
| 導入相談 | 30分のオンラインヒアリングから対応 |
| キャンペーン | 先着10社限定・特別価格 |
| サービスサイト | https://workrec.kujira.co.jp |
trends編集部の一言
事務職25〜30名規模の企業で年間最大7,200万円の削減ポテンシャルという試算は、中小・中堅企業の経営層にとってインパクトのある数字です。自分自身も業務改善プロジェクトに関わる中で、「誰がどの作業にどれだけ時間をかけているか」が可視化されていないまま優先順位の判断を迫られる場面を経験しており、業務記録を自動で収集してAIが棚卸しを行う設計には実務上の可能性を感じました。
収集データを外部サーバーに送信せずローカルに保持する設計は、情報管理を重視する企業の導入障壁を下げる観点で注目されます。AI導入や業務自動化の前段として「まず自社の業務実態を正確に把握する」というアプローチは、DX推進に取り組む組織にとって、投資判断の検討材料になるのではないでしょうか。
References
- ^ PR TIMES. 「AIを活用して業務プロセスを可視化する「くじらWorkRec」提供開始!企業の業務効率化・自動化を支援 | 株式会社九地良のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000058489.html, (参照 26-05-15).
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