株式会社ナレッジセンスは2026年5月7日、法人向け生成AIエージェント「ChatSense(チャットセンス)」の「スライド生成AI」機能について発表しました。PPTX出力機能の強化版を順次リリースします。
「ChatSense」がPPTX出力機能を強化
これまでのPPTX出力機能では、テキストが枠からはみ出すほか、ロゴが崩れるケースが発生していました。加えて、図表やグラフ、画像などのオブジェクト化精度にも課題がありました。
また、出力後に利用企業側で手動修正が必要になる場面もあり、資料作成時の作業負荷につながっていたようです。同社は課題解消に向けて、PPTX出力のオブジェクト化精度改善とテキスト補正機能の強化を進めました。
「ChatSense」のスライド生成AIにおける強化内容
今回のアップデートでは、図表やグラフ、画像などのオブジェクトを、PowerPoint上で編集しやすい形式で出力できるよう改善しました。主な強化内容は次の3点です。
- オブジェクト化精度の改善
- テキスト補正機能(はみ出し検知・fontSize補正)の強化
- ロゴ・デザイン要素の品質向上
さらに、はみ出し検知とfontSize補正によって、テキスト崩れを抑えたレイアウト生成に対応します。PowerPoint上で図表や画像を編集しやすくなり、資料修正時の負荷軽減につながる可能性があります。
「ChatSense」の機能概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | 株式会社ナレッジセンス |
| 発表日 | 2026年5月7日 |
| 対象サービス | ChatSense(チャットセンス) |
| 主な強化内容 | PPTX出力機能のオブジェクト化精度改善 テキスト補正機能の強化 ロゴ・デザイン要素の品質向上 |
| 導入実績 | 500社以上 |
| 主な導入先 | 東証プライム上場企業を含む大手企業など |
| 料金体系 | 初期費用無料 |
trends編集部の一言
生成AIによるスライド作成は広がりを見せる一方で、PowerPoint上での編集性やレイアウト維持は実務上の課題になっていると感じます。特に、図表や画像をオブジェクト単位で編集できるかどうかは、営業資料や提案書の修正効率に直結する論点ではないでしょうか。
また、テキストのはみ出しやロゴ崩れは、最終調整の工数を増やす要因になりやすい印象があります。PPTX出力時の品質改善を進める動きは、生成AIを実務へ定着させるうえで、他社にとっても参考になる事例となりそうです。
References
- ^ PR TIMES. 「パワポ出力できるスライド生成AI「ChatSense」、さらなる精度向上を実装 | 株式会社ナレッジセンスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000306.000073671.html, (参照 26-05-09).
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