株式会社WHITEBOXは2026年4月17日、DX推進AIプラットフォーム「WHITEBOX」と、イグネス株式会社が提供するSalesforce構築・管理AI「Blaze」の連携開始を発表しました。
WHITEBOXとBlazeの連携がSalesforce活用の課題を解消
Salesforceは国内CRM市場でトップシェアを誇る一方、「活動記録の入力が定着しない」「商談パイプラインの定義が曖昧で予測精度が低い」といった、活用上の壁に直面する企業も少なくありません。高機能で柔軟性が高いからこそ、導入以前の「要求定義」が欠かせず、業務に追われる中で要件定義や開発から着手してしまうケースが、課題として指摘されています。
今回の連携では、WHITEBOXが社内の議事録やExcel、業務マニュアルなどをAIで構造化し、改善後のあるべき姿(To-Be業務フロー)を設計します。続いてBlazeがTo-Be業務フローを受け取り、商談ステージの再定義やレポート・ダッシュボードの刷新など、既存Salesforce環境への改修作業を対話ベースで実行する流れです。
WHITEBOXとBlazeが担う役割の違い
DXやシステム導入のプロセスは、「要求定義」「要件定義」「開発」「運用」「効果検証」の5段階に分かれています。WHITEBOXは、このうち要求定義・効果検証・業務要件の整理を、独自の10ステップフレームワークで支援します。Blazeは開発領域を担当し、自然な日本語での依頼だけで、オブジェクト作成やフロー構築、Apex開発まで一貫して実行できるAIエージェントです。両者の主な役割は、次の4点に整理できます。
- WHITEBOXが課題を構造化
- Blazeが環境改善を実行
- 要求定義の属人化を解消
- 専門管理者の作業を大幅短縮
従来は外部コンサルタントの属人的なスキルに依存していた要求定義を、WHITEBOXが課題の構造化と優先順位付けで補います。Blazeが具体的な改修を担うことで、導入済み企業の活用度向上やコンサルティングパートナーの提案品質・効率の向上にも貢献する枠組みです。
連携の概要と無料ウェビナー情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 連携内容 | 現状分析から環境改善まで一気通貫支援 |
| WHITEBOXの役割 | 要求定義・To-Be設計 |
| Blazeの役割 | Salesforce環境の改修実行 |
| 対象企業 | Salesforce導入済み企業 |
| ウェビナー日時 | 2026年4月27日(月)14:00〜14:45 |
| 形式 | オンライン(Zoom)・無料 |
| 登壇者 | 佐伯嘉郁氏、小倉拓馬氏 |
| WHITEBOX提供元 | 株式会社WHITEBOX |
| Blaze提供元 | イグネス株式会社 |
trends編集部の一言
CRMを導入したものの、現場で使われなくなるという課題は、自分自身の業務改善プロジェクトでも何度か経験してきました。ツールの選定や初期設定に注力する一方で、「そもそも何を解決したいのか」という要求定義が曖昧なまま走り出してしまい、数か月後には元のExcel運用に戻ってしまうケースもありました。
WHITEBOXが業務プロセスを構造化して改善計画を立て、Blazeが対話ベースで環境を改修するという役割分担は、専任管理者を置けない中堅規模の企業にとって検討材料になりそうです。4月27日のウェビナーでは、従業員500名規模の製造業を想定したデモが予定されているため、自社の状況と照らし合わせる機会として活用できるのではないでしょうか。
References
- ^ PR TIMES. 「DX推進AIプラットフォーム「WHITEBOX」、イグネス株式会社のSalesforce構築・管理AI「Blaze」と連携 | 株式会社WHITEBOXのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000178352.html, (参照 26-04-20).
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