NTTデータ先端技術は2026年4月15日、Oracle AI Databaseおよび、OCIのAI関連サービスを活用した「Data Driven AI導入支援サービス」の提供を、開始すると発表しました。
Data Driven AI導入支援サービスが既存データのAI活用を後押し
既存データをどのようにAIへ活用すべきかわからない、セキュリティやデータガバナンスの確保に不安があるなど、AI導入に踏み切れない課題を抱える組織は少なくありません。計画やPoC(概念実証)の段階で止まり、業務への定着が進まないケースも指摘されています。
NTTデータ先端技術は、Oracle Exadata Cloud@CustomerやOCIに関して、マルチクラウド環境やオンプレミス、ハイブリッド構成など、豊富な導入・運用実績を持っています。蓄積した知見を基盤として、既存データを安全に集約し、「分析」や「意思決定」に結び付けるデータ活用力を軸にした支援を提供します。
Oracle AI Database 26aiのリリースとサービス提供の経緯
2025年10月に、Oracle AI Databaseの新しい長期サポートリリースとして、「Oracle AI Database 26ai」がリリースされました。高い信頼性と性能を備えたデータプラットフォームに、幅広いAI適用を可能にする機能が追加されています。
- Long Term Supportとしての安定性
- エージェント型アプリケーションへの対応
- OCIの生成AIサービスとの連携
主要な生成AIモデルを、データやワークフローと安全に接続する「Oracle AI Data Platform」も、同時期にリリースされています。NTTデータ先端技術は、上記サービスについて検証を進め、「Data Driven AI導入支援サービス」の提供を開始しました。
Data Driven AI導入支援サービスの概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | Data Driven AI導入支援サービス |
| 提供元 | NTTデータ先端技術 |
| 提供開始日 | 2026年4月16日 |
| 基盤技術 | Oracle AI Database/OCI |
| 対象 | 新規・既存を問わずAI導入を検討する企業 |
| 所属サービス | INTELLILINK Hybrid Platform for Oracle |
trends編集部の一言
Oracle AI Database 26aiという長期サポート版をベースにしたAI導入支援は、データ基盤の安定性を重視する組織にとって、選択肢の一つになりそうだと感じました。自分の業務でもデータの整備が不十分なまま生成AIツールを試してみた経験があり、「データをどう集約するか」という課題が、活用の入り口で最も時間を取られるポイントだと実感しています。
今回のサービスが掲げる「既存データを安全に集約し、分析や意思決定に結び付ける」という方向性は、PoC止まりに陥りやすい組織が次の一歩を踏み出す際の、具体的な検討材料になりそうです。特にマルチクラウド環境やハイブリッド構成での運用実績を持つ点は、オンプレミスのデータ資産を活かしながらクラウドのAI機能を取り入れたいと考えている、情報システム部門の担当者にとって比較検討の軸になるのではないでしょうか。
References
- ^ PR TIMES. 「小さな一歩から大きな変革まで「データ」が導くAIの本領「Data Driven AI導入支援サービス」の提供を開始 | 株式会社NTTデータ先端技術のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000042493.html, (参照 26-04-16).
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