AI/DXコンサルティング企業のデフィデ株式会社は2026年4月15日、AI研究者へのインタビューシリーズ「AI Future Talks」の第6回と第7回を公開しました。
AI Future Talks第6回と第7回で語られたAI時代の判断軸
第6回に登場するのは、武蔵大学社会学部メディア社会学科准教授の宇田川敦史氏で、対談テーマは「AIを疑う力が、人間の価値を再定義する」です。日本IBMや楽天での実務経験を経たキャリアをもとに、アルゴリズムの裏には必ず「人間の主観」と「価値観」が埋め込まれているという事実を、体系的に解き明かす内容となっています。
第7回に登場するのは、一橋大学大学院ソーシャル・データサイエンス研究科教授の小町守氏で、対談テーマは「AIは道具。いかに使うかは人間に責任がある」です。生成AIの急速な進化を認めつつも、意図の読み取りや皮肉の解釈、多言語の公平性といった「理解する側」の本質的な限界を指摘する構成です。
第6回と第7回の対談から得られる主な視点
シリーズでは「AIを使いこなしたい経営者」や「AI・DX推進の責任者」「AI研究に関心のある学生」それぞれに直接刺さる問いと洞察が凝縮されています。今回公開された2回の対談で得られる視点として、注目すべきポイントは次の4点です。
- AIを正解とみなす思い込みの解除
- アルゴリズム設計思想を読む判断力
- 生成AIの限界を踏まえた使い分け
- ロジカルコミュニケーション力の重要性
宇田川氏は、「疑う力がある」と自己申告する人ほど偽・誤情報を拡散しやすいという逆説を示し、自分自身のバイアスを問う構造的な思考を提示しています。小町氏は、日本語や少数言語のデータ資源不足にも言及しつつ、AIの得意・不得意を区別して問題設定できる力が次世代の競争力を決めると語っています。
AI Future Talksシリーズ概要
| 回 | 研究者 | 対談テーマ |
|---|---|---|
| 第1回 | 栗原聡氏 | 日本はAIの未来を切り開けるのか |
| 第2回 | 伊庭斉志氏 | AIを活用し進化を計算する |
| 第3回 | 長野匡隼氏 | 人と共生するロボット開発に挑む |
| 第4回 | 石黒浩氏 | 未来創造とデザインは人間の責務 |
| 第5回 | 市瀬龍太郎氏 | AIの原理を知ることが基本 |
| 第6回 | 宇田川敦史氏 | AIを疑う力が人間の価値を再定義 |
| 第7回 | 小町守氏 | AIは道具で使い方は人間の責任 |
| 第8回 | 南澤孝太氏ほか | シリーズ継続中 |
trends編集部の一言
今回の対談は、生成AIをどう信じてどう疑うかという線引きを、自分の言葉で持つ必要性を改めて感じさせる内容でした。日々の業務でChatGPTやノーコードツールを試していると、出力をそのまま採用するか自分で検証するかの判断が、成果物の質に直結する場面が増えます。宇田川氏の「疑う力」という切り口は、実務感覚としても腹落ちするものでした。
小町氏が挙げるロジカルコミュニケーション力の優先度も、社内向けに生成AIの活用提案を作る立場からすると、かなり納得感がありました。AIに任せる範囲を広げるほど、人間側の論点整理や前提共有の精度が問われます。業務改善の起点を「ツール選定」から「問いの立て方」に置き直す担当者にとって、参照価値のあるシリーズだと感じます。
References
- ^ PR TIMES. 「AIインタビューマガジン「AI Future Talks」 第6・7回 公開のお知らせ | デフィデ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000063.000004868.html, (参照 26-04-15).
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
ITやプログラミングに関するコラム
Gitでブランチ(branch)を作成する方法
crontabの書き方
PDFをExcelに変換する方法
Excelでプルダウンを設定する方法
エクセルでページ区切りを設定する方法
Markdownの取り消し線の書き方
ラズベリーパイでできること9選
Gitでbranch(ブランチ)を削除する方法をローカル・リモート別に解説
git addの取り消し方法を状況別に解説
CSSのstickyプロパティでWebサイトに固定要素を実装する方法
ITやプログラミングに関するニュース
シー・システムのAI JIMY PaperbotがITreview Grid Award 2026 SpringでLeader受賞、OCRソフト部門3区分で評価
株式会社あるやうむが関川村でDAOマネージャー主導のパソコン・AI教室を開催、地域のITリテラシー向上とDAO参加の入口づくりが本格化
Aokumo株式会社がAokumo AI v1.0.0を正式リリース、承認ファースト設計の日本初インフラ実行プラットフォームに
株式会社CODATUMがCodatum Agentベータ版を提供開始、対話型データ分析の自動完遂が可能に
GLOBIS学び放題がミドルシニア向けAI超入門シリーズを提供開始、30のプロンプトテンプレート配布でAI活用の即実践を後押し
マーケティングアソシエーションが食品EC向けセミナーを開催、売上と利益を同時に伸ばす実践ロードマップを解説
Polaris.AIが日立建機 常陸那珂臨港工場でAI暗黙知ナレッジ化の実証試験を実施、現場リーダーの判断基準が組織共有可能に
AIデータがAI CleanEnergy on IDXを提供開始、GX重点17分野の再エネ運用支援が本格化
デフィデがAIインタビュー第6回と第7回を公開、武蔵大学宇田川氏と一橋大学小町氏が登場
AllganizeがAlliブランドを統合強化、Alli CoworkerとAlli Agent追加でDX支援が加速
