自由研究の定番といえば、生物の観察や工作などが挙げられますが、近年はプログラミングを用いた研究が人気のようです。
SOZOW株式会社の調査によると、自由研究で子どもが興味のある分野として、アートや工作に次いでプログラミングがランクインしていることがわかりました。自由研究でプログラミングを活用する場合、具体的にはどのような方法があるのでしょうか。
この記事では、今年の自由研究に関する調査の実態と、自由研究におすすめなプログラミング活用方法について解説します。
【2023年6月】自由研究に関する調査の実態
SOZOW株式会社は、小中学生の子どもを持つ親302人を対象に「自由研究」についてのアンケート調査を実施しました。
自由研究のテーマを決める方法に関する調査では、「子供と親が一緒に決める」(47%)が最も多く、「子どもに任せる」(27%)「まだわからない」(13%)と続きました。
お子さんの興味がある分野に関する調査では、「アート 工作」(187人)が最も多く、「プログラミング」(177人)、「自然 化学」(174人)と続きました。
自由研究の定番であるアートや工作の人気は依然として高く、次に小 中学生にも必修化されたプログラミングの人気が高まっていることがわかります。自由研究でプログラミングを利用する場合、どのような活用方法があるのでしょうか。
自由研究におすすめなプログラミング活用方法3選
自由研究におすすめなプログラミング活用方法は下記の通りです。
- Scratchの公式サイトを活用する
- プログラミングキットを活用する
- プログラミング教室でロボットを制作する
各内容について詳しく解説します。
Scratchの公式サイトを活用する
Scratchは、小学生から中高生までの児童 生徒がプログラミングの基本を学ぶためのビジュアルプログラミング言語です。
MITメディアラボが開発したこのプラットフォームは、ブロックをつなげることでコードを作成するという直感的なインターフェースを特徴としています。これにより、子供たちは複雑なコードを書くことなく、プログラミングの基本的な概念を理解できます。
Scratchの公式サイトでは、基本的なチュートリアルから始めて、独自のゲームやアニメーションを作成する方法を学習できるのが特徴です。
そのため、Scratchを使って何かを作成することは、プログラミングの原則と創造性を育むことにつながり、自由研究の一環として適しています。
Scratch公式サイト
プログラミングキットを活用する
プログラミングキットとは、児童 生徒がプログラミングの基礎を実践的に学べるように、必要なソフトやロボットの材料などがパッケージ化されている商品です。
たとえば、ユカイ工学株式会社が提供している「ココロキット」は、ビジュアルプログラミング環境を使用してモーターやLED、センサーなどの電子部品を制御する方法を学べます。
その過程での学びや発見、そして最終的な製作物を発表することで、プログラミングの理解を深めるとともに、創造性や発表能力も育つでしょう。
ユカイ工学株式会社「ココロキット」プログラミング教室でロボットを制作する
プログラミング教室では、子供たちが自分でロボットを作りそれをプログラムする機会を提供しています。 たとえば、コードキャンプ株式会社が運営する「CodeCampKIDS(コードキャンプキッズ)」では、直感的にプログラミングできる子ども向けのソフトであるScratch(スクラッチ)を用いて、アクションゲームやロボットプログラミングなどを提供しています。
CodeCampKids※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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