スプレッドシートのLOG関数とは
LOG関数は指定した数を底とする数値の対数を返すGoogleスプレッドシートの数学関数です。この関数は指数計算の逆演算として機能し、対数の計算が必要なデータ分析やエンジニアリング分野で広く活用されています。
基本構文はLOG(値, 底)の形式で記述し、値は正の数値である必要があります。底を省略した場合は自動的に10が適用され、常用対数として計算が実行されます。
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LOG関数の基本構文と引数指定
LOG関数の第一引数valueには対数を求めたい正の数値を指定し、負の数値やゼロは使用できません。第二引数baseは対数の底を指定する省略可能なパラメータで、デフォルト値は10となっています。
LOG(128,2)
LOG(A2,3)
LOG(100)
上記の例では128を底2で計算した場合は7を返し、A2セルの値を底3で計算します。第二引数を省略したLOG(100)は底10での計算となり、結果として2が返されます。
LOG関数の実際の計算例と活用方法
LOG(128,2)のような計算では128が2の何乗になるかを求め、この場合2の7乗が128なので結果は7となります。同様にLOG(1000,10)は10の3乗が1000なので3を返し、指数と対数の関係性を明確に示しています。
=LOG(1000,10) // 結果: 3
=LOG(8,2) // 結果: 3
=LOG(27,3) // 結果: 3
データ分析では音量レベルの計算やpH値の算出、金融分野では複利計算の年数算出などに活用されます。また科学計算では濃度の希釈倍率計算や地震のマグニチュード計算にも使用される重要な関数です。
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